サウスポーの語源:野球由来説

(画像=『FUNDO』より 引用)
スタジアムの方角説
サウスポーという言葉が使われ始めたのはアメリカの大リーグだとする説があります。
野球のスタジアムでは、一塁はスタジアムの南に、二塁は東、三塁は北に配置されています。
そのため。左投手がボールを持って構えるのはスタジアムの方角で言うと一塁側、つまり南側となります。
そこから、「南の手」=サウスポーと呼ぶようになったというのです。
南部出身者が多かった説
当時、野球の左投手にアメリカ南部の出身者が多かったとされる説もあります。
しかし、その根拠があいまい過ぎるため、語源としては有力視はされていないようです。
サウスポーの語源:ボクシング由来説

(画像=『FUNDO』より 引用)
映画「ロッキー」で語られた説
ボクシング映画の名作『ロッキー』の中で、ロッキーが恋人のエイドリアンにサウスポーの由来を説明するシーンがあります。
ロッキーが語るサウスポーの由来は、「フィラデルフィアにいる左利きのボクサーが試合で振りかざす彼の左腕が、アメリカ南部ニュージャージーの方角を向いていた」といったもの。
それがサウスポーの語源となった、との話ですが、こちらも映画内の創作である可能性が高いようです。