食材としてのアンコウ

大きい口をした「アンコウ」、その名前の由来は何?江戸時代から珍味とされていた!?
(画像=『FUNDO』より 引用)

アンコウは、高級魚として非常に人気のある食材でもあります。
ここからは、食材としてのアンコウについて見ていきましょう。

アンコウの旬

アンコウは見た目がかなりグロテスクですが、クセがなくて美味しい魚です。
味は淡泊で巣が、脂のコクと旨味が絶品です。
そんなアンコウの旬は10月~3月の冬となっています。

アンコウの「吊るし切り」

アンコウは、体の約8割が水分でできています。
そのため、まな板に置いて解体するのは非常に難しい魚となっています。

そこで考案されたのが、「吊るし切り」という手法です。
文字通りアンコウを吊るすことで、重心を安定させます。

また大きな口から水を入れることも重要となっています。
胃に水が入ることで重心が安定するため、まな板に置いて解体するよりも楽に捌けるのだとか!

捨てるところがないアンコウ

アンコウは、捨てる部位のほとんどない魚としても知られています。

目や歯や骨を除くすべての部位が食材となります。
例えば、柳肉の他に皮や胃、肝、卵巣、エラ、ヒレが食用とされており、その部位は「アンコウの7つ道具」と呼ばれています。

アンコウの価値は肝で決まる

アンコウは、特に肝が美味しいとされています。
いわゆる「アンキモ」は、「海のフォアグラ」と称される濃厚な味わいをしています。

そのため、アンコウの価値は肝で決まるともいわれているのです。

アンコウは江戸時代の五大珍味のひとつ

アンコウを食べるようになったのは、近年の事ではありません。
江戸時代、アンコウは三鳥二魚の五大珍味とされていました。
その内容は「鶴・ヒバリ・鷭(バン)・鯛・鮟鱇(アンコウ)」の5つです。

江戸時代の人にとってアンコウは絶品の珍味だったわけですね!

まとめ

アンコウはその大きな口が特徴ですが、そこから名前が来たとも言われています。
他にもその名前の由来とされる説はあるのですが、江戸時代の時点でその起源は不明となっていたようです。

古くは江戸時代から珍味として食べられており、現代では吊るし切りの光景が特に知られています。

提供元・FUNDO

【関連記事】
【恐怖動画】車から雪を取り除いていたら・・・数秒後に信じられない悲劇が発生!
これだ!子供の時から食べたかったのは!お店で見つけた“とあるものの皮”が話題に!
【だまし絵みたいな画像】あなたはこの画像の動物の正体がわかりますか?
【奇跡的動画】シロフクロウを撮ろうと待ち構えていたら、想像以上に凄い動画が撮れた!
これは激オコですわぁ・・・帰宅すると、二階の窓から注がれていた恐怖の視線が話題に!