日本語でも広まったチキン

(画像=『FUNDO』より引用)
元々アメリカのスラングとして使われていた「チキン」ですが、日本でも浸透しており、さまざまな場面で用いられています。
動詞「チキる」
臆病者という意味で「チキン」は名詞として広く用いられていましたが、最近では動詞化した「チキる」が使われるケースが増えてきています。
この「チキる」は怖気づく、弱気になるという意味です。
例えば「そんなつまらないことでチキるなんて馬鹿げている」のように使われます。
チキンの類義語

(画像=『FUNDO』より引用)
チキンと同じような意味の言葉にはどのようなものがあるのでしょうか?
チキンの類義語について見ていきましょう。
腰抜け
この腰抜けは、芋を掘り起こす時にへっぴり腰になることが由来となってできた言葉です。
芋を引っ張る時におっかなびっくりにやっている様子が臆病者に見えたことから「腰抜け」と呼ばれるようになりました。
腑抜け
腑抜け(ふぬけ)の「腑」は、「五臓六腑」の「腑」であり、内臓や腹わたを意味します。
つまり「腑抜け」とは、体の内臓がないということ。
体に内臓がない、つまり中身が空っぽな人間であるという意味から「腑抜け」と言うようになりました。