こんにちは!たびこふれ編集部のシンジーノです。

埼玉県の長瀞アルプス(万福寺コース)は、秩父鉄道の野上駅を出発し、野上峠、奈良沢峠などを尾根歩きして宝登山山頂に到達するハイキングコース。それほど難易度の高い箇所もなく、初心者、ご家族連れでもお手軽に楽しめるハイキングルートです。一番高い宝登山の山頂からの下りはロープウェイも利用できる優しい行程です。今回は野上駅~万福寺~長瀞アルプス~宝登山山頂~宝登山ハイキング道~長瀞駅までをご紹介しましょう。

目次
長瀞アルプスへのアクセス
起点は風情ある秩父鉄道 野上駅から

長瀞アルプスへのアクセス

今回のメンバーは親父5人組。集合場所は秩父鉄道の野上駅です。東京からは東武東上線の池袋駅から終点の寄居駅までいき、寄居駅から秩父鉄道で野上駅に向かうのが良いでしょう。池袋から寄居までは直通はありませんので快速や急行などで小川町(おがわまち)まで行き、乗り換えて寄居に着きます。所要時間約1時間半。寄居から野上駅までは約15分です。ちなみに秩父鉄道はスイカやパスモなどICカードが使えません。切符を購入する必要があります。

寄居駅には懐かしい有人の切符売場があり、そこで買った切符がこちらです。

【冬の低山を楽しむ】お手軽な長瀞アルプスハイキング
(画像=『たびこふれ』より引用)

一定以上の年齢の方は「懐かし~い!」と思われたことでしょう。昔の切符はみんなこんな分厚く堅いのでしたね。切符面には運賃額だけでなく、どこどこ駅からどこどこ駅と記載がありました。刻印機で日付を打ち、鋏(はさみ)を入れます。今回記念にこの切符をもらいました(裏面に無効印を押してもらって)。

【冬の低山を楽しむ】お手軽な長瀞アルプスハイキング
(画像=『たびこふれ』より引用)

寄居駅から山間の里をガタゴトと揺られ野上駅に到着します。

起点は風情ある秩父鉄道 野上駅から

【冬の低山を楽しむ】お手軽な長瀞アルプスハイキング
(画像=『たびこふれ』より引用)

なんかとっても旅行気分です。

【冬の低山を楽しむ】お手軽な長瀞アルプスハイキング
(画像=『たびこふれ』より引用)
【冬の低山を楽しむ】お手軽な長瀞アルプスハイキング
(画像=『たびこふれ』より引用)

ノスタルジー溢れるザ・昭和の駅の風景です。左側のホームから駅舎のある右側のホームへは陸橋ではなく、線路を渡って向かいます。

【冬の低山を楽しむ】お手軽な長瀞アルプスハイキング
(画像=『たびこふれ』より引用)

野上駅の切符売場です。私は実は子どもの頃、駅員さんになりたかったのです。こういう切符売場で切符を売りたかったのです。のどかな時代でした。

【冬の低山を楽しむ】お手軽な長瀞アルプスハイキング
(画像=『たびこふれ』より引用)
【冬の低山を楽しむ】お手軽な長瀞アルプスハイキング
(画像=『たびこふれ』より引用)

野上駅にはきちんとした公衆トイレも設置されています。駅から登山口まで約15分間、里の道を歩きます。

【冬の低山を楽しむ】お手軽な長瀞アルプスハイキング
(画像=『たびこふれ』より引用)

歩いたのは2/10です。当初2/9に登る予定でしたが、全国的に雪模様の予報でしたので順延しました。10日は穏やかでさわやかな日でした。翌11日はまた曇って寒かったですから、3連休では一番山登り日和でした(ラッキー!)万福寺の手前を左に折れたら登山口まであと50メートルほどです。

【冬の低山を楽しむ】お手軽な長瀞アルプスハイキング
(画像=『たびこふれ』より引用)

道を左に折れずにまっすぐ20メートルくらい進むと、新しくて設備の整った公衆トイレがあります。訪れるハイキング客のために作られたそうです。地元の人たちのおもてなしの気遣いが嬉しいですね。これ以降宝登山山頂までトイレはありませんので、必ずここで済ませておきましょう。