9. 東京大神宮の年中行事と基本情報
東京大神宮では、新年の初詣に始まり、季節ごとに様々な行事が行われています。その中の主な行事をご紹介します。
9.1 初詣
東京大神宮が最も混み合うのは正月の初詣の時期で、例年の参拝者数は三が日で5万人前後です。境内は広くないので、入るだけでも一苦労! 三が日の11:00~15:00の時間帯であれば、3時間近く行列に並ばざるをえません。ピークを外したとしても、1時間前後の待ち時間は覚悟する必要がありそうです。
9.2 節分祭
立春の前の日は「節分」です。古くから除災招福の願いを込めて「豆まき」が行われてきました。炒った大豆を投げて鬼を追い払い、福を呼ぶ行事は、室町時代に始まったと伝わっています。東京大神宮では節分祭に続いて、裃(かみしも)を身に着けた年男、年女などによる豆まきが行われ、毎年境内は大勢の人で賑わっています。
9.3 七夕祈願祭
七夕の日には、七夕祈願祭が行われ、参列者には特別謹製の「七夕守」をはじめ記念品が授与されます。また、7月1日から7日までの七夕飾りも見逃すことはできません。
「東京のお伊勢さま」の愛称で親しまれる東京大神宮は、とにかくアクセス抜群で大人気!平日でも数多くの人が参拝に訪れています。「伊勢神宮までは遠くて行けない......」という方は、「お伊勢参り」と同じご利益がありますから、ぜひ足を運んでみてください。
神社にちりばめられたハートマークの「猪の目」が若い女子を中心に大きな話題となり、注目されている東京大神宮。携帯電話の待ち受けにしたいご神木や「猪の目」をはじめ、お守りやおみくじ、絵馬の種類も極めて豊富なので、参拝の思い出を手元に残すことができます。
東京大神宮の伝統と新しい魅力を感じてみてください。
東京大神宮の基本情報
- 住所:東京都千代田区富士見2-4-1
- 営業時間:6:00~21:00(授与所受付時間:8:00~19:00、御朱印受付時間:9:00~17:00)
- 定休日:年中無休
- 電話番号:03-3262-3566
- 料金:入場無料
- 駐車場:なし
- 電車のアクセス: JR、東京メトロ、都営地下鉄「飯田橋駅」より徒歩約5分
※こちらの記事は2019年9月に取材した情報です。期間限定の情報もありますので、最新情報は公式HPをご確認ください
文・写真・大林 等/提供元・たびこふれ
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