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アート作品のように魚の透明標本が並ぶ!ライフミュージアム
巨大なアロワナやピラルク、爬虫類からカピバラまでいるアクアジャングル
アート作品のように魚の透明標本が並ぶ!ライフミュージアム

色鮮やかな透明標本を展示している「ライフミュージアム」。美しく、生命の不思議を感じさせてくれる一角です。「ウニの骨格標本」や「サメの歯の標本」など、好奇心を掻き立てられるアート作品のような標本が並んでいます。

透明標本とは、もともと生きものの骨格を調べる研究手法として考案された手法で、最近はその美しさも注目されて、写真集もあるほどです。たんぱく質を酵素で除去して、軟骨を青く、硬骨を赤く染色して、最後に薬品を使って透明にするそう。

メダカやスズキ、マザバなど、普段見かけるフツーの魚も、透明標本になっているとアーティスティックで、うっとりと見惚れてしまいます。そうそう、館内のお土産ショップで透明標本を購入することもできるんですよ!
巨大なアロワナやピラルク、爬虫類からカピバラまでいるアクアジャングル

世界中のジャングルを再現した「アクアジャングル」では、探検家気分で亜熱帯の生きものたちに出会えます。アロワナとピラルクが泳ぐ水槽をはじめ、ピラニアやカピバラ、グリーンイグアナ、カメレオンなど爬虫類の仲間も展示。

銀色のほうがアロワナ。黒っぽいのがピラルク。巨大なピラルクやアロワナが悠然と泳ぐ姿は、迫力があり神秘的。ジャングル感たっぷりの水槽デコレーションも気分を盛り上げてくれます。

最大で3m以上になり、世界最大級の淡水魚で、生きた化石と言われるピラルク。南米のアマゾン川流域に分布し、なんと1億年前と同じ姿をしているのだとか。

こんな感じで爬虫類が展示されています。水槽まわりのデコが凝っててナイス!

置物かと思うぐらい動かないグリーンイグアナ。最大180cmにもなる大型の爬虫類で、アゴの下の皮膚を広げて、威嚇や繁殖期のアピールに使うそうです。砂漠から熱帯雨林まで、さまざまな環境に生息するイグアナですが、みんな草食(肉食っぽい見た目ですが)。潜水能力を身につけ海藻を食べるようになったウミイグアナほか、いろんな種類がいます。グリーンイグアナは大人しく(見ての通り)、ペットとして飼う人もいるほど。なんと名前の呼びかけに反応したり、トイレを躾けることもできるとか!イグアナって賢いんですね!(ただし、大型になるのでその覚悟と設備が必要ですが...)

ほんとに左右の目が別々に動くんだなーと感心してしまうカメレオン。

一番奥にはカピバラが!この日は1頭だけでしたが、お湯に入って泳ぐ姿も見られました。陸上ではおっとりおじいちゃんのようですが、結構泳ぎは達者で水の中では素早いです。