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これだけは気をつけておきたい!
ライターが車中泊旅をやってみた!

これだけは気をつけておきたい!

1:場所選び

車中泊の魅力やメリットを知ろう!ライターの車中泊体験もご紹介!
(画像=Photo by fujitariuji、『暮らし〜の』より引用)

​​コンビニの駐車場や路上での車中泊はNGです。しかし、防犯面ではまったく人気がない場所も避けたほうがよいでしょう。一般的に、高速道路のサービスエリアや道の駅が車中泊のスポットとして選ばれています。しかし、車中泊を目的とした利用を禁止しているスポットもあるため、必ず訪れる前に確認しましょう。

マナーを守る

サービスエリアや道の駅は、休憩や仮眠を取るための施設として整備が進められてきました。利用規約に「長時間の使用(車中泊)禁止」が明確に書かれている場合があります。休憩・仮眠と車中泊の線引きが明白でないからこそ、マナーを守って楽しみましょう。

快適な車中泊を!RVパーク

迷惑をかけることなく、安全で快適な車中泊をしたい人におすすめしたいのがRVパークやオートキャンプ場です。RVパークは、一定の条件を満たした車中泊施設。電源が用意されている、ゴミの処理、入浴施設の利用しやすさなどの基準が定められているので、快適な時間を過ごせます。

キャンプの楽しみをプラスしたい人に!オートキャンプ場

オートキャンプ場を選ぶ場合は、サイトに車を横付けできるスポットから探しましょう。テントを張らなくても就寝場所を確保できます。また、キャンプサイトにタープを張ればくつろぎのスペースを作れますし、焚き火やバーベキューも楽しめます。

車中泊に加えて、キャンプ場でしかできないアクティビティを満喫したい人におすすめです。

2:エンジンは必ず切る

車中泊の魅力やメリットを知ろう!ライターの車中泊体験もご紹介!
(画像=Photo byJamesDeMers、『暮らし〜の』より引用)

マナー面・安全面から眠るときは、エンジンを必ず切りましょう。自分が眠る時間は、周りの人も休んでいる時間です。周辺住民や他の利用者に騒音と感じさせる場合がありますので要注意。キャンプ場で経験がありますが、シーンと静まった夜間〜早朝のアイドリング音は気になります。

騒音だけではなく、自分の命も危険!

安全面では、万が一マフラーが詰まってしまうと、車内に一酸化炭素が入り込む危険性が考えられるでしょう。一酸化炭素中毒を起こすリスクがありますし、最悪の場合、死亡事故につながります。夏場は枯れ草や枯れ葉がある場所、冬場は積雪する状況でトラブル発生の高まりますので覚えておきましょう。

3:エコノミークラス症候群

車中泊の魅力やメリットを知ろう!ライターの車中泊体験もご紹介!
(画像=『暮らし〜の』より引用)

車中泊は気軽に旅を楽しめます。しかし、事前に最低限の準備を整えなければ、快適に眠れません。また、エアマットなどを使用せずにシートをリクライニングしただけの状態で眠ると、エコノミークラス症候群のリスクが高まります。

エコノミークラス症候群の原因は、同じ姿勢を長時間続けることです。狭い場所で長時間体を動かさないと、血栓ができてしまい、肺の静脈を詰まらせることによって発症するといわれています。

食事や水分を十分に取らない状態で、車などの狭い座席に長時間座っていて足を動かさないと、血行不良が起こり血液が固まりやすくなります。その結果、血の固まり(血栓)が血管の中を流れ、肺に詰まって肺塞栓などを誘発する恐れがあります。

引用元: mhlw.go.jp

快適に過ごす工夫が最大の予防法!

車中泊の際、エコノミー症候群を予防するには、足を伸ばして寝られるように寝床作りを大切にしましょう。また、ときどき体を動かしたり、ゆったりとした服装をしたりと快適に過ごせる工夫も欠かせません。

ライターが車中泊旅をやってみた!

ノープランで気ままに過ごす!

車中泊の魅力やメリットを知ろう!ライターの車中泊体験もご紹介!
(画像=ライター撮影、『暮らし〜の』より引用)

実際に休暇を利用して、3泊4日のソロ旅に出かけてみました。ノープランで決行しましたが、結果的に1日目は車中泊、2日目はキャンプ、3日目はフェリーで帰る行程です。

初日の宿泊地は、広島県三原市にある道の駅「よがんす白竜」を選びました。どこに出かけるかも考えていませんでしたが、当日の朝にウェブで予約。おすすめのサイトは「Carstay」です。

快適な車中泊を楽しめるスポット探しや、キャンピングカーをカーシェアできる個人やお店を探せます。途中で尾道で観光スポットを巡りながら、当該の場所へ訪れました。

「よがんす白竜」はこんなところ!

車中泊の魅力やメリットを知ろう!ライターの車中泊体験もご紹介!
(画像=ライター撮影、『暮らし〜の』より引用)

尾道から車を走らせること約2時間。「よがんす白竜」は自然に囲まれた静かな場所で、車中泊にピッタリな場所です。事前にクレジットカードで決済していたため、チェックインはスタッフの方に声をかけるだけで完了しました。

チェックイン後、明るいうちに車で寝られるように後部座席を整えてから、川岸でチェアリング。ビールを飲みながらくつろぎの時間を過ごしました。

基本情報

住所:〒729-1321 広島県三原市大和町和木652-3
連絡先:847-35-3022
営業時間:(平日)9:00~17:00 レストラン/10:00~17:00(16:30L.o)(土日・祝日)9:00~18:00 レストラン/10:00~18:00(17:00L.o)
定休日:毎月第3木曜日

人気スポットとなっており、物産展では地元の新鮮野菜を販売。また、レストランでも定期的に限定メニューが提供されています。公式Facebookでは、最新情報が公開されていますので、訪れる前にチェックしてみてください。

車中泊したリアルな感想

車中泊の魅力やメリットを知ろう!ライターの車中泊体験もご紹介!
(画像=ライター撮影、『暮らし〜の』より引用)

レストランや売店が整備されているため、食材の調達に困ることはないでしょう。閉店時刻(17:00)までに過不足がないかを確認しておくと安心。特にイタリアンレストランは、地元の食材がふんだんに使われており、とても美味しい料理や世界のビールを複数取り揃えているのがポイントです。

トイレは綺麗だが……

トイレはしっかりと清掃されており、比較的綺麗な状態が維持されています。しかし、「よがんす白竜」は自然の中にあり、目前には川が流れているため、小虫がトイレに入りやすいようです。夜間などは明かりを頼りに虫がトイレ内に入ってきやすく、気になる人がいるかもしれません。

気になる車中泊環境は?

車中泊の魅力やメリットを知ろう!ライターの車中泊体験もご紹介!
(画像=ライター撮影、『暮らし〜の』より引用)

8月ということもあり、首掛け扇風機や冷感ジェルなどで対策しても、暑く寝苦しい夜でした。事前に暑さに対する工夫を考えておかなければ、寝られなかったと思います。

利用した日は平日だったため、車中泊としての利用客は私だけでした。車中泊用スペースは敷地の中でも、奥まったところに準備されたスペースなので、一般利用者は入ってきません。

そのため、周囲の雑音などを気にすることなく静かな時間を満喫。夜間でもドライブ途中に休憩しにくる人や、周辺の若者がスケボーをしている音が聞こえてきましたが、特に怖い・危険と思うことはありませんでした。