谷川岳登山の魅力
夏の時期は沢山の高山植物が咲き、秋の時期には木々が真っ赤に染まる紅葉を楽しめる谷川岳!また天神尾根と言われる尾根が有名な谷川岳を登山する魅力を初心者・上級者それぞれの目線で紹介していきましょう。ここからは日帰り可能な2つのコースを紹介しますので、ルートを決める参考にしてみてください。
初心者から見た谷川岳の魅力
谷川岳登山の魅力は沢山あります。まず、初心者の目線で魅力を伝えるとしたら、ロープウェイを使える事でしょうか。初心者の方はなかなか高い山を登山する勇気が出ない事がありますが、谷川岳はロープウェイに乗車してしまえば一気に標高1500メートルの地点まで行く事が出来るので、標高の高い谷川岳を登ってはいるが、実際登山を楽しむ標高は、500メートル程度です。500メートルといえば、初心者でも楽しめる高さですよね。それで、天神尾根を通り絶景を見る事が出来るのですから、そんな魅力のあるルートを持つ山は滅多にありませんよ。
標高の高い山にも登る登山者から見た谷川岳の魅力
ロープウェイを使わないで谷川岳に登ると達成感が味わえます。また、沢山の岩場が出てきたり、天神尾根などのルートを歩きますので両サイドが崖と言う場所もあります。登るルートを考えながら登っていきますので、面白い山です。また、視界が開けている場所が多いので空気が澄んだ時期などには、遠くの山を見ることも出来ますし、登りながら見えてくる天神尾根の姿は圧巻です。日帰り登山が可能なので体力と技術に自信があればロープウェイなしで登山をすることをお勧めします。しかし、安全を第一に考え無理はしないようにしましょうね。
谷川岳登山コース
谷川岳は初心者でも安心して楽しめる山と言うことをお伝えしてきましたが、実際どのようなコースがあるのでしょうか?難易度の低いコースから、少し難易度を上げたコース、そして難易度の高いコースと3つのコースを紹介していきましょう。尚、今回は最も登山者の多い難易度の低いコースを中心に詳しく解説しています。
初心者におすすめコース
谷川岳には幾つかの登山コースがありますが、ここでは、初心者でも短い時間で日帰り登山が楽しめるコースを紹介します。谷川岳には、ロープウェイが運行しています。そのロープウェイを利用することで、初心者も日帰り登山を楽しむことができるんです!
ロープウェイ・リフトを使ったコース①〜⑤
①谷川岳ロープウェイ谷川土合口駅で、ロープウェイに乗車します。 ②ロープウェイは天神平駅へ到着します。 ③天神平駅からリフトに乗り継ぎ天神峠駅で降ります。その天神峠駅は標高1500メートルの場所にありますので、標高1963メートルの谷川岳の事を考えたら残り463メートル登山をする形になりますね。 ④リフトを降りると天神尾根を約40分歩くと熊穴沢避難小屋が現れます。ここで休憩してもいいですが、トイレや水場はありません。 ⑤熊穴沢避難小屋を過ぎると道が険しくなっていきます。ここから約50分歩くと天狗の溜まり場と言う場所に到着します。ここから見る西黒尾根はとても綺麗で見晴らしの良い場所です。
ロープウェイを使ったコース
上記のロープウェイ・リフトを使ったコースより少し難易度を上げたコースがロープウェイリフトを使わないコースです。天神平駅でロープウェイを降り、山腹の道と言われる道を歩き天神尾根に出るルートです。登りはこのルートを通らなかった方も、帰るときはリフトを使わず、このルートをを通ってみてはいかがでしょうか。
ロープウェイを使わないコース
谷川岳にはロープウェイを使わずに登るコースもあります。谷川土合口から西黒尾根と呼ばれる尾根を登っていきます。初めは森林の中を歩く感じで始まるコースですが次第に岩場や急な坂道が現れ始めます。初心者の方には危険を伴う場所もあるのでお勧めしませんが景色は最高です。視界が開けた岩場に出ると谷川岳の尾根が姿を現し、その姿は圧巻です!気候の良い時期には朝早く登山を始めると日帰りで戻ってくる事が可能な時間で登山をする事が出来ます。