カメラの設定
セノーテの撮影は少し特殊です。ほぼ自然光での撮影になり、真っ暗な所もあれば、地表の開口部から強烈な光が差し込み非常に明るい環境もあります。シーンに合わせていちいち設定を変えなくてもきれいに撮れるように、絞りもシャッター速度もISO感度も、すべてカメラに任せる設定を選びカメラに仕込みます。
代表的でキーになるセットアップを抜き出して紹介します。
撮影モード | P(プログラムオート) |
---|---|
ISO感度 | AUTO(200~6400) |
AFモード | S-AF |
ドライブ | シングル |
フォーカスエリア | C1(カスタムで全点とLARGEの中間程度をセット) |
![ミラーレス一眼OM-1に任せてメキシコ・セノーテを撮影! 作例&撮り方大公開](https://cdn.moneytimes.jp/1000/750/uxymHeKfJmsxmnwDGFitwuXKGjpkUayn/62733db0-57a2-49cf-9016-21e546f16886.jpg)
(画像=撮影モード設定画面、『オーシャナ』より 引用)
![ミラーレス一眼OM-1に任せてメキシコ・セノーテを撮影! 作例&撮り方大公開](https://cdn.moneytimes.jp/1000/750/SfLUTRpQosrynlfIvzgejpubDuHeYrLN/fb5fc7e2-e14a-4ba4-acf0-c477abf982a5.jpg)
(画像=ISO感度設定画面、『オーシャナ』より 引用)
![ミラーレス一眼OM-1に任せてメキシコ・セノーテを撮影! 作例&撮り方大公開](https://cdn.moneytimes.jp/1000/750/HlsavfppEHwRBwvExnuslUymvpZiihMo/ec04e8c0-1fb3-48e0-9df5-f7a8d451eb53.jpg)
(画像=フォーカスエリア設定画面、『オーシャナ』より 引用)
ホワイトバランスはCWB/4200K,AWB,水中WBを使い分け、撮影時に明るさを調整する際は露出補正で行います。
というわけで、ザックリとセノーテで撮影したハイライトを見ていただき、撮影システムや設定について解説させていただきました。前モデルE-M1MKⅡに比べて容積的にも重量的にもコンパクトになり、長い階段の昇り降りにカメラを持っていくダイバーには優しくなったOM-1の撮影システム。
感度的には、大判プリント向けにISO6400が無理なく使えて、InstagramやFacebookなどのSNSがメインの発表の場所ならばISO12800も十分に機能します。難しい手法を使わずに、簡単にハイクオリティな作品を残せる“魔法のカメラ”といえるでしょう。
海外撮影となると、飛行機搭乗時の手荷物の重量制限があるため、撮影機材が小型で軽いもののほうが助かります。コンパクトなマイクロフォーサーズの最新型ミラーレス一眼は、いろいろな意味で可能性が広がると実感しました。
撮影時の細かいテクニックは、インスタライブで紹介していきますのでそちらもお楽しみに。
インスタライブで詳しく解説!
本連載では毎回記事掲載の次の日にインスタライブでみなさんの質問にもお答えしながら解説していきます。
インスタライブ
日時:12月28日(水)20時〜
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