しかしながら、結局は解散総選挙は行われないという観測も根強くあります。

それこそが冒頭の日テレ記事にもあるような「ポスト岸田不在」論です。

実力やポジションともに申し分のない茂木幹事長は、国民的人気や知名度から選挙に不安がある。 国民的人気や知名度に申し分のない河野太郎大臣は、党内における人望や調整力に欠ける。

というわけで衆目の一致する、自民党が選挙に勝てそうな新たな顔がいない上に、今の厳しい状況は火中の栗を拾うことにもなります。

ただ、野党側も政権交代を迫れるような強みを見せられていないのも事実。そうなると「負けが少ないうちに解散総選挙」という力学も働きます。

われわれ野党としては存在感を高め、総理の解散総選挙のタイミングを「狂わす」くらいの圧力をかけていかなければなりません。

着実に一歩ずつ、やるべきことをやって前に進んでいきたいと思います。

それでは、また明日。

各党党首 各党HP・SNSより

 

編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2023年1月2日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。