パワーポイントを見やすくおしゃれに作りたいけれど、デザインに悩む人も多いでしょう。

本記事では、見やすいパワーポイントを作るためのデザインアイデアや、無料テンプレートなどを紹介。パワーポイントのデザインに凝りたい人や、テンプレートを活用したい人はぜひ参考にしてください。


本記事の内容をざっくり説明



  • 見やすいパワーポイントを作るための10個のポイント

  • 無料で使えるおしゃれなパワーポイントのデザインテンプレートサイト5選



見やすいパワーポイントを作るための10個のポイント

見やすいパワーポイントを作るためには、デザインを意識することが大切です。

以下では、見やすいパワーポイントを作るための10個のポイントをご紹介します。

ポイント1.テーマにあったデザインを選ぶ

見やすいパワーポイントを作るための1つ目のポイントは、テーマにあったデザインを選ぶことです。

パワーポイントのデザインには、いろいろなテーマがあり好きに選んで使用できます。

デザインを選ぶときのポイントは、どのような雰囲気のスライドにしたいかを考えることが大切です。デザインに使用されている色だけではなく、「シンプルなスライドのほうがいいか」「凝ったデザインがいいのか」などは、プレゼンを披露する相手によって異なります。

常に相手のことを考えて、「見やすく」「テーマに合った」デザインを選びましょう。

ポイント2.デザインはシンプルにし、余計な装飾は避ける

見やすいパワーポイントを作るための2つ目のポイントは、デザインはシンプルにし、余計な装飾は避けることです。

余分な装飾があると、スライドのどこに集中すればいいのかわからず、見る人は迷ってしまいます。

例えば、上記のスライドの例の場合



  • 「ヒトの素材」を無意味に使っている




  • 意味がないところに蛍光線を引いている




  • 文字や背景の色に規則性がない




  • 文字のフォントに統一性がない



などがあります。

ただし、上記の画像のように何もデザインが指定されてない場合、シンプルすぎて見にくい可能性があります。

このように、シンプルに見やすいデザインにすることを意識しましょう。

ポイント3.メインとアクセントのカラーを決める

見やすいパワーポイントを作るための3つ目のポイントは、メインとアクセントのカラーを決めることです。

スライドに複数の色を使用すると、上記の画像のようにごちゃごちゃとした雰囲気を与えてしまう可能性が高いです。

使う色は絞って、色を使うルールを自分なりに決めましょう。

例えば、メインカラーが「青」の場合、アクセントカラーは「赤」「オレンジ」「黄色」などを使用することをおすすめします。

スライドに使う色を「青色」「黄色」に絞ったスライドです。すでにご紹介した複数の色を使用しているスライドよりも、シンプルにわかりやすく感じられるのではないでしょうか。

メインカラーとアクセントカラーの選び方に悩む人は、メインカラーを会社や学校のイメージカラーにすることをおすすめします。メインカラーを選ぶと、その反対色からアクセントカラーを選ぶだけなので簡単に選択できますよ。

ポイント4.スライドごとのメッセージはひとつに絞る

見やすいパワーポイントを作るための4つ目のポイントは、スライドごとのメッセージはひとつに絞ることです。

情報をたくさん入れるとスライドを読むのに時間がかかってしまい、発表者の話していることを聞き逃す可能性が高いです。また、何が重要なのかを把握できずプレゼンを聞く人が困惑してしまうことも。

ひとつのスライドにいろいろな内容を入れるのではなく、スライドのメッセージが変わる場合は複数のスライドを使用しましょう。

ポイント5.文字の大きさや配置を統一する

見やすいパワーポイントを作るための5つ目のポイントは、文字の大きさや配置を統一することです。

「スライドごとにデザインを変えるとおしゃれになる」と考えている人もいるのではないでしょうか。

スライドには流れがあるため、「タイトル」や「配置」の場所を変えてしまうと、どこに目線を持っていけばいいのかわからなくなってしまいます。

また、文字の大きさが変わってしまうと、大きい文字が目立ってしまいみにくく

ポイント6.表・図形を活用する

見やすいパワーポイントを作るための6つ目のポイントは、表・図形を活用することです。

表や図形を挿入することで、対比や視覚的イメージがわかりやすくなります。以下では、表や図形を挿入する方法を詳しくご紹介します。

表を挿入する方法

「挿入」>「表」をクリック。「表の挿入」からどのくらいのサイズの表を挿入するか決めます。

表を挿入すると、自動的にデザインに沿った色になります。

表の色を変えたい場合は「スタイルなし、表のグリッド線あり」をクリック。シンプルなデザインの表に変更できます。

図形を挿入する方法

「挿入」>「図形」から、挿入したい図形をクリック。

図形の大きさをカーソルで指定しましょう。

ポイント7.文章は長文で記載しない

見やすいパワーポイントを作るための7つ目のポイントは、文章は長文で記載しないことです。

プレゼンで伝える内容をそのまま書くと、「ただ書いていることを読んでいる発表」になってしまいます。書いていることを読んでいるだけでは相手の興味を引きにくく、プレゼンという形式を取る必要がなくなってしまいます。

プレゼン資料は、簡潔に要点だけを掴んだ内容にし、話す内容で補足をすることをおすすめします。

ついつい、長文で書いてしまいがちな人は「箇条書き」を活用するといいでしょう。

ポイント8.過去の内容は左、重要な内容は上などと既存のイメージを使用する

見やすいパワーポイントを作るための8つ目のポイントは、過去の内容は左、重要な内容は上などと既存のイメージを使用することです。

「過去の内容が左」「大事なところが黒文字で強調」などのデザインを、日常生活をする上でなじんでいる人も多いでしょう。

「過去は左」というルールから外れ、過去を右側から書くことで脳が混乱してしまう可能性が高いです。

「過去は左」「タイトルは上側」のような既存の概念を理解し、活用することをおすすめします。

ポイント9.表紙・目次・扉ページなどをつくる

見やすいパワーポイントを作るための9つ目のポイントは、表紙・目次・扉ページなどをつくることです。

プレゼンに目次をつけることで、プレゼン全体の概要をつかめます。また、目次の内容によっては「〇〇に興味がある」「おもしろそう」と興味を引き付けられるでしょう。

また、表紙や扉ページなどを作成しプレゼンの流れを一度止めることで、プレゼンを見る人の呼吸を整えることが可能です。

ポイント10.テンプレートを活用する

見やすいパワーポイントを作るための10個目のポイントは、テンプレートを活用することです。

例えば、「Canva」では、上記の画像のようにスライドのデザインと、具体的な内容が表示されます。

テンプレートを活用すると、簡単におしゃれなデザインのパワーポイントを作成できるので、「デザインに自信がない」と思っている人におすすめです。