見栄を張るだけの女上司

クリニックの看護師として働き始めた頃のお話です。面接してくれたのは、医師とやや年配の女性でした。笑顔で落ち着いておりとても良い印象でした。

勤務初日、案内してくれたのも面接してくれた女性でした。「なんでも聞いていいですよ」と頼もしい一言もいただき、好印象を持ちました。だんだん仕事も覚えてきた頃、ふとその女性上司が忙しい場面で事務仕事をしておらず、うろうろしている場面があったため不思議に思い、先輩看護師にそのことを話してみました。

先輩看護師から「あの人事務の資格持っていないよ」と言われ驚きました。勤続年数が長いだけで事務も医療関係のこともほぼ経験がないとのことで、実際に不明点があった時に上司に聞くと、「私には分からない」「それは私やっていない」と言うことが非常に多かったです。

医師や上の立場の人が同席しているときはいい顔をしており、仕事も責任転嫁し、おいしいところだけ持っていきます。きっとこの女上司は、仕事ができない、分からないけれど見栄張っているんだと感じました。

(20代・女性)

怒鳴ったり泣いたり忙しい女上司

飲食店に勤めていた時の女上司の話です。女上司は「マネージャー」という立ち位置でした。私たちは飲食しているお客様に目配りや気配りをして、スタッフの采配や片付けなど沢山の業務がありました。

ある日女上司が品切のメニューをお客様から注文を取ってしまい、品切れということを指摘すると「今から調達してこい」と激怒しました。最初から品切れということはスタッフ全員に伝えていました。

スタッフの1人が「品切れだし、この多忙時では調達しに行くのは不可能だからどうしても調達したいのならご自分でどうぞ。」と言い返すと泣いてクローゼットから出てきませんでした。女上司は少しお客様と話をして、スタッフにテキトーな指示を出してるだけで、さもお客様から見た自分は仕事が出来ていると勘違いしていました。

仕事のたびに今日はどんな面倒な事を言われるのかとビクビクしていました。

(30代・女性)

文・MONEY TIMES編集部