コロナ禍による経済的な負担や物価高騰によるダメージを軽減するため、国が支給しているさまざまな「給付金」。みなさんは、しっかり受け取っているだろうか。株式会社ナビットが運営する助成金・補助金の情報発信サイトの「助成金なう」が、給付金についてのアンケート調査を行なった。対象は全国の主婦を中心としたモニター会員1000人だ。
給付金、もっとも活用したいことは何?

(画像=活用法で1番割合が多かったのは「食品・衣料品」だった(株式会社ナビット「助成金なう」調べ)、『オトナライフ』より 引用)
給付金といえば、コロナ禍の到来による国民1人10万円の「特別定額給付金」、低所得者世帯に一律5万円を支給する「電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金」、ひとり親をはじめ低所得の子育て世帯に5万円を支給する「子育て世帯生活支援特別給付金」などがある。みなさんは、もらった給付金をどのように使っただろうか。
「給付金を受給したら何に最も活用したいですか?」という質問で、もっとも多数派となったのは「食品・衣料品」で36.6%だった。次いで多かったのが7.9%の「水道・光熱費」、そして「旅行」が6.4%となった。全体を見てみると、生活必需品への投資が1番多いようだ。この結果から、多くの人にとって給付金は「生活に余裕を生むもの」ではなく「生活を助けるもの」という立ち位置であることが分かる。