豆炭あんかという暖房道具をご存知でしょうか?湯たんぽのような昔からある素朴な暖を取る道具のひとつです。この豆炭あんかは100均アイテムで簡単に自作することができます。今回はこの豆炭あんかの自作方法と使い方や燃焼時間・使い方を詳しく解説していきます。

豆炭あんかとは

豆炭あんかとは

【簡単DIY】豆炭あんかの自作ガイド!燃焼時間や使い方の注意点も解説!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

豆炭あんかとは豆炭という燃料を使った暖房装置です。湯たんぽの中にお湯を入れてあたたまるように、金属の容器の中に豆炭に火を起こしたものを入れて長時間暖かくすごせる物となっています。

電気を使わないため電気代の節約にもなりますが、豆炭の燃焼のため空気中の酸素を使い一酸化炭素を出すので使い方には注意が必要です。

豆炭あんかに使う豆炭とは

【簡単DIY】豆炭あんかの自作ガイド!燃焼時間や使い方の注意点も解説!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

豆炭あんかに使う豆炭は炭素系燃料を一度粉にしてから、接着剤と混ぜ合わせ40mm程度の均一な大きさにした燃料です。

こたつや七輪に入れて調理にも使われる電気が不要で、炭を燃やすため空気中に一酸化炭素を出し、そのため昔はこたつの中に入り込んだ猫が豆炭のガス中毒で中で嘔吐・意識不明になっているなどという事故も頻繁ありました。

しかし空気を換気をすることでこたつやあんかにして経済的に長時間の暖を取ることができます。

キャンプにも便利な豆炭あんかを自作する

電気を使わないためアウトドアでのキャンプや釣り・登山などで湯たんぽよりも長時間暖かい暖を取る道具として見直されています。

何よりも電気を使わないことで、より自然の中での活動にマッチして雰囲気を壊さないというのもよいところです。この豆炭あんかを今回は自作していきましょう。自作はとても安価な材料で簡単に豆炭あんかを作ることが可能です。

豆炭あんかの自作DIY

それでは早速豆炭あんかを自作していきましょう。DIY方法は組み合わせるだけと簡単ですが、火を使うことから注意深い作業を心がけてください!

自作の豆炭あんかDIYに必要なもの

【簡単DIY】豆炭あんかの自作ガイド!燃焼時間や使い方の注意点も解説!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

豆炭あんかの容器の自作に必要なものの大部分は100均で揃います。豆炭や燃えないためのグラスウールは100均ではなくホームセンターや通信販売で購入することが可能です。

詳しい自作材料は、ダイソーのカトラリースタンド(穴あきステンレス製)セリアの蚊取り線香カバー(ステンレス製でカトラリースタンドにすっぽり入るサイズ)・どのような100均でも取り扱いがある自在ワイヤー(アルミ製)です。

自作豆炭あんかにはグラスウールがポイント!

豆炭あんかということで豆炭も必要ですが、あんかとして機能させるために重要なのがグラスウールです。これは家の断熱材として利用されもので、原材料がガラスでできたら綿となっています。これを適当な大きさにカットして使うのですが、豆炭あんかを適度な温度で安全に使うために必要な材料です。

消火にはダイソーのオイルポットがあると便利

豆炭あんかが自然に消えるまで使ってもちろんよいのですが、タイミングによってはまだ暖かいうちに持って帰るという場合もあるでしょう。

そんな時に安全に消火しながら持ち帰るのに便利なのがダイソーのオイルポットです。カトラリースタンドがすっぽり入り蓋もできるため、入れておくと酸素不足で豆炭も安全に火が消えます。

直接豆炭あんかの自作には必要ありませんが、消火するための道具としてこのオイルポットも用意しておいてください。

自作豆炭あんかの作り方1.

豆炭あんかの自作は組み立てだけでとても簡単です。まずはグラスウールを10cm四方くらいにカットして底に敷き、その上に30cm程度の長さにカットしたグラスウールを壁面部分のガードとして筒状に入れます。

あとは起こした豆炭を中心に入れて、底に入れたのと同じサイズのグラスウールをかぶせれば自作で市販品と同様な豆炭あんか機能の完成です。

自作豆炭あんかの作り方2.

【簡単DIY】豆炭あんかの自作ガイド!燃焼時間や使い方の注意点も解説!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

自作の豆炭あんかを安全に使うにはさきほどのグラスウールが飛び出ないように、用意した蚊取り線香ケースの蓋を自在ワイヤーで固定します。またそのままでは外側が熱くなりすぎて低温やけどを起こしてしまうくらいの熱になるため、豆炭あんかを綿の巾着やタオルなどでくるんでください。

やけど防止のために必ず綿の布でくるむ

これは化繊ではなく必ず綿や麻素材にするのがポイントです。直火に当てない限りこれらの素材は燃え上がることがないためで、これが化繊だと溶けてそれが肌に付くと大やけどをしてしまいます。