目次
入門者がバックカントリーを行うためには
スノーボードバックカントリーの装備や服装

入門者がバックカントリーを行うためには

バックカントリーのスノーボード入門ガイド!気になる魅力や必要な装備をご紹介!
(画像=Photo bySimon、『暮らし〜の』より引用)

ここからは入門者の方が安全に行うための方法を解説します。スノーボードバックカントリーは常に危険が伴うため、初心者だけで行ってはいけないことは容易に想像できるでしょう。では初心者の方はバックカントリーができないのでしょうか。

そういうことではありません。初心者でもスノーボードを楽しむ方法はあるのです。そんな初心者の方でも楽しむやり方を説明します。

バックカントリー初心者だけでは行わない

バックカントリーのスノーボード入門ガイド!気になる魅力や必要な装備をご紹介!
(画像=Photo byHans、『暮らし〜の』より引用)

スノーボードバックカントリーを行う際の大前提は決して初心者だけで行ってはいけないことです。毎年のように事故が発生している程危険な行為だということを認識しましょう。また、雪山の専門家がいても常に危険が付いているのです。

そんな常に危険と隣り合わせである雪山に、初心者だけで立ち入ることは自殺行為だともいえるでしょう。

スノーボードバックカントリーのツアーに参加する

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(画像=Photo byexpresselblag、『暮らし〜の』より引用)

初心者の方がスノーボードバックカントリーを行う上で最も安全な方法がツアーに参加すること。ツアーでは常にインストラクターの方が近くにいるため、万が一トラブルが発生しても適切な対処が可能です。

また、その他にもツアーがおすすめの理由があるので紹介していきます。

装備や持ち物をレンタルできる

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(画像=Photo bydaisukeeee、『暮らし〜の』より引用)

ツアーではスノーボードに必要な道具をはじめ、バックカントリーで使用するスノーボード板やウェア、ビーコンなどの機材どがレンタルできます。また、機材だけでなく食料や水などの持ち物も用意してくれます。

雪山の必要な知識が学べる

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(画像=『暮らし〜の』より引用)

フリー写真素材ぱくたそ 雪山には非常に多くの魅力があると同時に非常に大きな危険もあります。そんな雪山の必要な知識を学習することができるのです。ツアーでは、まず最初に雪山の安全講習から始まります。

各装備の使い方や緊急時の対処法、雪面のコンディションチェックなど、様々な講習があるのです。また、わからないことがあればその場でインストラクターの方に質問できる、ということも魅力の1つといえるでしょう。

サポートが充実している

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(画像=Photo bymohamed_hassan、『暮らし〜の』より引用)

バックカントリーのツアーに参加するメリットの中で最も大きいことがサポートが充実している、ということでしょう。ツアーでは常に専門家やインストラクターの方が近くにいます。そのため、万が一トラブルが発生しても即座に対処できるのです。

自分の安全よりも大事なことは無いので、サポートが充実しているということは最大のメリットともいえるでしょう。

スノーボードバックカントリーの装備や服装

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(画像=Photo byPexels、『暮らし〜の』より引用)

バックカントリーで使用する装備はおそらくほとんどの方が使ったことがないものばかりです。そのため、持っていない人の方が多いでしょう。安心してください。ツアーに参加する際はほとんどの装備や機材がレンタルできます。

しかし、バックカントリーを今後も継続的に実施する、という方は自分で装備をそろえた方が行いやすいでしょう。そんなスノーボードバックカントリーで使う機材や服装を説明します。

スノーボードバックカントリーに必要な装備

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(画像=Photo bySimon、『暮らし〜の』より引用)

まずバックカントリーをスノーボードで行う際の持ち物や装備を紹介します。基本的な機材や持ち物はレンタルが可能ですが、スノーボードに使う装備はレンタルできないこともあるので事前に調べておきましょう。

スノーボード板

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(画像=Photo byspinheike、『暮らし〜の』より引用)

スノーボードで行う際には当然ですがスノーボード板を使います。スキー場で使用している板で問題ありません。スノーボードでハイクアップを行う場合はスノーボード板を背中に取り付けて背負ったまま歩きます。

ビンディングもゲレンデで使っているもので構いませんが、おすすめはワンタッチで付け外しができるタイプのビンディングです。わざわざ腰を下ろしてスノーボード板を付ける必要がないため楽に取り付けられますよ。

ビーコン

位置を特定するための通信機器で雪山三種の神器の1つです。道に迷った際や雪崩に巻き込まれて場所が分からなくなった人を素早く見つけることができます。ビーコンの所持が義務付けられている地域もあるほど重要な装備なのです。

しかし、使い方をしっかりと把握しておかなければほとんど意味がありません。そのため、まずはビーコンの取り扱い方法を覚えましょう。

プローブ

こちらも雪山三種の神器の1つとされている道具です。基本的に雪面に突き刺して雪の中に人がいないか確認するために使います。収納時は複数の棒が折りたたまれており、使用時には組み立てて一本の長い棒にするため持ち運びに便利です。

雪の中の人を探す他にも雪の状態を確認するピットチェックの際にも使われるため、非常に重要な道具だとされています。

スコップ・スノーショベル

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雪山三種の神器の最後の一つがこちら。雪面に穴を掘って遭難者を掘り起こす際にはもちろんですが、雪質チェックや緊急時のシェルターである雪洞を作る際にも重宝されます。様々な使い方がある重要な持ち物なので必ず所持しておく必要があるのです。

シール

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スキー板を利用する方はシールと呼ばれる道具が必要です。この道具はスキー板のソールに取り付けて、ハイクアップ時に滑らないようにする滑り止めのような役割があります。主にナイロンとモヘアの素材があり、入門者にはナイロン製のシールがおすすめです。

ちなみにスノーボードの場合は板を背中に担ぐため、必要ありません。

スノーシュー・ポール

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(画像=Photo byWokandapix、『暮らし〜の』より引用)

これらの道具はスノーボードでのハイクアップ時に使う装備です。スノーボードの際にはブーツにスノーシューを取り付けてからハイクアップを行います。ブーツだけでは雪の中に足が埋まり、歩くことができません。

しかし、スノーボード板を背中に担がないといけない上、滑る際にはバックパックに取り付けることになるため、荷物が重くなるというデメリットもあります。

バックパック

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(画像=Photo by justicho、『暮らし〜の』より引用)

バックパックは入門者の方が初めに購入するべき装備です。レンタルも可能ですが、毎回違うタイプのバックパックを使うのは面倒ですよね。そのため、まずはバックパックを購入しておくことをおすすめします。

用途はもちろん持ち物や食料などを入れるためです。バックカントリー用のバックパックが一番おすすめですが、予算的に厳しい場合は登山用のザックでも問題ありません。

スノーボードバックカントリーの基本の服装

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(画像=Photo byphillipkofler、『暮らし〜の』より引用)

ここからはスノーボードバックカントリーを行う際のウェアを紹介します。服装の基本は他のウィンタースポーツと同様に重ね着です。それぞれの役割とおすすめの素材などについて解説します。

ウェア

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(画像=Photo byblickpixel、『暮らし〜の』より引用)

ウェアは内側からベース、ミドル、アウターに分けられます。ベースは吸湿速乾性に優れた素材、ミドルは保温性と吸湿性に優れた素材、アウターは防水性と透湿性に優れたハードシェルアウターがおすすめです。

ゲレンデで使用するようなスノーボードウェアなどは透湿性が低いため、スノーボードバックカントリーには向いていません。下衣は防水性と透湿性に優れた素材を選びましょう。

帽子・ヘルメット

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(画像=『暮らし〜の』より引用)

フリー写真素材ぱくたそ 頭部を寒さから保護するために帽子、衝撃から保護するためにヘルメットが必須です。入門者の方は安全のために必ず身につけておきましょう。

ゴーグル・サングラス

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(画像=Photo bytommy-online、『暮らし〜の』より引用)

天候が良い日は目を紫外線から保護するためにゴーグルやサングラスが必須です。雪は日光を反射するため、非常にまぶしく、紫外線も強くなります。そのため、必ず用意しておきましょう。