バックカントリーはスキーやスノーボードで人の手が加えられていない雪山を滑るスポーツです。そのため、非常に大きな危険性がある一方で、多くの魅力があります。この記事ではそんなスノーボードバックカントリーの魅力や装備などについて解説するので是非参考にしてください。
目次
スノーボードバックカントリーの基本を徹底解説!
スノーボードバックカントリーの魅力と危険性
スノーボードバックカントリーの基本を徹底解説!
![バックカントリーのスノーボード入門ガイド!気になる魅力や必要な装備をご紹介!](https://cdn.moneytimes.jp/600/338/kgLKEbXnhLUeFcYQmwpHuqoEyDjYLVuh/2af6cc97-85da-4605-aa60-ef8daa828f72.jpg)
スノーボードやスキーで人の手が加えられていない雪山を滑ることをバックカントリーといいます。常に危険と隣り合わせですが、レジャースポーツの1つとして非常に高い人気を誇っているのです。
直訳して「裏山」と訳されるバックカントリー。実は初心者の人でも簡単に行えるやり方があります。バックカントリーの基本をスノーボードに視点をあてて解説しますので、バックカントリーに興味がある方はぜひ参考にしてください。
スノーボードが今までより楽しくなると思いますよ。
スノーボードバックカントリーの魅力と危険性
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ここからはバックカントリーの見どころと危険性を解説します。冒頭でも説明しましたが人の手が加えられていない雪山でスノーボードやスキーを行うため、多くの魅力と共に大きな危険もあるのです。
バックカントリー入門者の方はそれらを必ず把握しましょう。バックカントリーの魅力と危険性を理解しなければ楽しむことができませんよ。
スノーボードバックカントリーの魅力
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まずはスノーボードバックカントリーの見どころを説明します。ゲレンデでのスノーボードとは一味違う魅力があるので、バックカントリー入門者の方はこれらの見どころに注目して行うと、より楽しめますよ。
ハイクアップ時の達成感
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雪山にはリフトなどがないため、まずは自力で登らなければなりません。この雪山登山をハイクアップといいます。人の手が加えられていない雪山を登るため、体力が必要ですが、登り切ったときの達成感はそれまでの疲労を吹き飛ばすようです。
それはこれから滑り降りるという楽しみもありますが、登り切ったという達成感がその感動を生み出します。しかし、スノーボードの場合は板を背中に取り付けなければならないため、荷物が重くなるため、疲労が増すことを把握しておきましょう。
一面に広がる白銀の世界
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バックカントリーは人工物と呼べるものがほとんどないため、一面に広がる銀世界を眺めることができるのです。まず、山に登る必要があるのですが、その時点から銀製絵画辺り一面に広がります
この光景はスキー場でのスノーボードでは見られない光景でしょう。辺り一面人工物がない銀世界です。もちろん、スノーボードで滑っているときも周りの景色に心奪われるでしょう。そんな景色を楽しめることが魅力の1つです。
雪山本来の地形を滑れる
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バックカントリーでは人の手が加えられていない、自然のままの雪山を滑ります。もちろん、滑りやすい地形ばかりではありません。時には危険な障害物や崖などもあり、常に危険が伴います。
しかし、そんな自然の中にしかないような、天然のキッカーや凹凸などをスノーボードで楽しめるのです。中にはこれこそが究極のスノーボードだという方もいます。
自然の雪上を滑走できる
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フリー写真素材ぱくたそ スキー場のゲレンデでも雪が降り積もれば、パウダースノー上を滑走できますが、それは一部にすぎません。バックカントリーでは滑る場所すべてがパウダースノーなので、まるで宙に浮いているかのようなスノーボードが楽しめます。
これもゲレンデでは楽しめない魅力ではないでしょうか。ゲレンデに降り積もるパウダースノーは多くの方が滑るため、すぐに圧雪となって固くなってしまいます。そのため、滑る場所のほとんどがパウダースノーなのはバックカントリーだけの魅力と呼べるでしょう。
スノーボードバックカントリーの危険性
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冒頭でも解説しましたが、バックカントリーには非常に多くの魅力がある反面、非常に大きな危険もあるのです。そのあまりの危険性から毎年事故が発生しており、最悪死亡事故にもつながっています。
自然の驚異を侮ってはいけません。そんなバックカントリーの危険性について解説するので必ず把握しておいてください。
雪崩
![バックカントリーのスノーボード入門ガイド!気になる魅力や必要な装備をご紹介!](https://cdn.moneytimes.jp/600/337/DYUJgsHixCLxRbUsFOceNBPLrAXTJRPQ/61fc9760-2d54-4425-9451-dbc7ef8ed80a.jpg)
雪山での最も怖いことの1つに雪崩があります。人の手が加えられていない雪山なのでそれだけ雪崩が発生しやすいともいえるのです。そのため、バックカントリーを行う際には雪山の知識が豊富な方と行う必要があります。
どのような状況下で雪崩が発生しやすいのか、雪崩が発生しやすい地形、万が一雪崩が発生した際に助かる確率を上げるために必要なこと、それらすべての知識が豊富な方と一緒に雪山に入りましょう。
遭難
![バックカントリーのスノーボード入門ガイド!気になる魅力や必要な装備をご紹介!](https://cdn.moneytimes.jp/600/397/ujwfhxRruOGMFpFngJiCwWusvANIUakT/b77acf6b-3de0-4d56-bbd2-8b5bc892f1ab.jpg)
遭難も雪崩と同じくらいの脅威ですが、遭難の場合は適切な知識と持ち物さえあれば、生き延びる可能性が高くなります。そのため、初心者の人でも遭難した際の対処法や必要な持ち物などの知識は最低限把握しておきましょう。
急激な天候の変化
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山の天候は変わりやすい、ということを聞いたことはありませんか?まさにその通りで、数分前まで晴れていたにもかかわらず急に曇ってきて雨や雪が降ってくることもあるのです。
そんな急激な天候の変化に対応できずに方向感覚を失い遭難したり、体温を奪われて低体温症にかかったりする方もいます。そのため、常に天候の変化を頭に入れつつ、天候が崩れてもすぐに対処できるようにしておく必要があるのです。
障害物への衝突
![バックカントリーのスノーボード入門ガイド!気になる魅力や必要な装備をご紹介!](https://cdn.moneytimes.jp/600/401/ZxGguktcmHrqSIADDEJovQBksRWCEjcm/c1f7ca80-94bb-4a6e-9b42-ef5c887ccef6.jpg)
フリー写真素材ぱくたそ 前記でも解説しましたが、スノーボードバックカントリーでは人の手が加えられていない自然のままの雪山をスノーボードで滑ります。そのため、木々や岩などの障害物があることもあり、スキー場で滑る際よりも注意しなければなりません。
また、木々や岩などの障害物だけではなく、雪で隠れている穴や崖などにも注意する必要があります。バックカントリーを行う際にはその地域に詳しい方と行いましょう。