1. 生活リズムが狂う

    お正月は生活リズムが狂ってしまう要素に溢れている。久しぶりに実家に帰り、古い友人と会えば多くの場合は夜遅くまで酒を飲んだり、脂っこい食事をする暴飲暴食をしたり、帰宅が遅くなってしまいがちだ。そうなれば、当然生活リズムは大きく狂ってしまう。普段は規則正しい生活をしていた人も、夜中まで起きて昼頃起きるというスタイルになりかねない。そうなれば、元々やろうと思っていた生産的なこともできなくなってしまう。だからお正月こそ、気を引き締めて生活リズムを防衛するべきだろう。

    お正月だから普段通り過ごす

    これは賛否がわかれるところだが、筆者としてはお正月こそ普段通り過ごすのが良いと思っている。お正月に旅行や買物に出かける人は多いが、どこへいっても混雑しているし旅費や宿泊費も高くなりがちだ。また、セールとは名ばかりに実際よく見てみると安くなかったり、福袋と言いながら体の良い在庫処分品を押し付けられる可能性もある。お正月ならではの活動に奔走すると、かえって消耗してしまうのではないかと思ってしまうのだ。

    とはいえ、あまりに合理主義に走ると友人とも疎遠になるし第一、面白くないと感じる人もいるだろう。そのため、条件を付けて言えば「普段はまとまった時間がなく、やりたいことがたくさんある」という人はお正月の雰囲気からあえて遠ざけて勉強やビジネスに勤しみ、お正月を精一杯楽しみたい人はそうすればいい。問題は前者のタイプが雰囲気に飲まれて、1-4を経てお正月の後に後悔してしまうことなのだ。

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