目次
ネクタイを締めるときの長さ
蝶ネクタイのサイズと選び方
ネクタイを締めるときの長さ
ネクタイを締めるときの長さを気にかけたことはありますか。ネクタイの締め方は知っているけどどのくらいの長さが常識的なのか理解している方は少ないかもしれません。
意外とネクタイの長さは全体のバランスに重要で、気にしなければだらしない印象を与えてしまいます。長さを意識したことのない方もこれを機に、正しい長さで好印象なスーツスタイルに仕上げましょう。
ネクタイの正しい長さ
ネクタイはベルトのバックルが隠れる長さが正しいとされています。ネクタイの大剣がベルトのバックルを隠すくらいに調整して締めましょう。ベルトを超えて、スラックスのファスナー部分まであると長すぎるのでNGです。長すぎるとだらしない印象だけでなく、上半身が長く足が短く見えてしまいスタイルも悪く見えます。
また大剣がジャケットの下から見えてしまうのも格好悪いです。反対に短いネクタイはお腹が出ていて太っているように見えてしまいます。正しい長さは全体のスタイルに関わるため、ベストな長さで着用しましょう。
スリーピースでネクタイを締める時の長さ
スリーピーススーツは英国紳士のような大人の印象を与えます。ベストに合わせるときのネクタイの長さはどのようにすれば良いのでしょうか。基本的には正しい長さと変わりません。ベルトにかかるくらいの長さに調整しましょう。このときベストとパンツの境目からネクタイが出ないことを意識してください。
この境目からネクタイがはみ出ているとせっかくのスリーピーススーツも台無しな印象になってしまいます。着丈の短いスーツを好み、ベストを短いタイプを着用する方は、その長さに合わせてネクタイの長さも気を配りましょう。
蝶ネクタイのサイズと選び方
ネクタイ幅について理解したところで、蝶ネクタイのサイズと選び方について説明します。カジュアルなシーンで蝶ネクタイを着ける方も多いでしょう。蝶ネクタイは先ほど解説したネクタイよりも、さらにサイズが重要になってきます。蝶ネクタイのおしゃれさを取り入れるためにはサイズ感を理解しておきましょう。
蝶ネクタイのサイズ
蝶ネクタイもネクタイと同様に、サイズによって印象が変わります。主に3つの種類があり、蝶ネクタイを締めたときの先端部分の縦の長さが違います。まずストレートエンドは3.8~5.1cmの長さで最も幅が狭いタイプです。カジュアルシーンにおいてスマートさを演出したい方におすすめです。
5.7~7.0cmのセミバタフライはちょうどよいサイズ感で主流となっている蝶ネクタイです。初めて蝶ネクタイを着用する方はこちらのセミバタフライから挑戦するのが良いでしょう。適度なフォーマルさも兼ね備えています。
7.6~8.9cmのバタフライは上級者向けのタイプと言えます。先端の幅の広がりが蝶のように見えるためバタフライと呼ばれています。大きいサイズ感なのでおしゃれに自信のある方は着こなせるでしょう。
蝶ネクタイのサイズの選び方ポイント
蝶ネクタイのサイズは、実際購入する際にしっかりと鏡で確認しましょう。まず鏡を見て蝶ネクタイを首元に当てます。目尻から顔の輪郭の間に蝶ネクタイがおさまっているか確認してください。顔の輪郭よりも大きい幅のものを着用すると、蝶ネクタイの主張が激しく顔よりも蝶ネクタイに目が行ってしまいます。
逆に幅が小さすぎるものだとバランスが悪く、顔が大きく見えたり首元が窮屈に見えたりと良い印象とは言えません。せっかくおしゃれ度の高い蝶ネクタイを着用するなら周囲からの評判も高くありたいものです。
そのためにも購入時にサイズを確認しておくことが大切です。蝶ネクタイがスーツスタイル全体の印象を左右すると言っても過言ではありません。自分に合うサイズを選びましょう。