ネクタイはさまざまな種類があり、選ぶ種類によってスーツの見栄えが変わります。格好良くスーツを着こなすならネクタイについての知識を深めておくことも大切です。今回はネクタイ幅の一般的なサイズやネクタイ選びのポイントを解説します。十分理解した上でおしゃれにスーツを着こなしましょう。
目次
ネクタイ幅の一般的なサイズ
ネクタイサイズの上手な選び方
ネクタイ幅の一般的なサイズ
ネクタイの幅を意識して購入したことがあるでしょうか。実はネクタイ幅の広い狭いによってスーツを着たときの見た目が左右されます。ネクタイ幅の知識があることでスーツを着こなす楽しみ方も広がるでしょう。まずは一般的なサイズから説明していきます。
ネクタイの幅①ナロータイ
ナロータイは大剣の幅が4~6cmで、シュッとしたスリムな印象です。胸元の印象がすっきりするので細身のスーツやスリムなシャツとの相性が良いです。そのためパーティや二次会などカジュアルなシーンでの着用が好ましく、ビジネスにおいては不向きとされています。
しかし最近は外資系企業の方や海外のビジネスシーンでナロータイを着用する方が多く、日本も会社によっては着用を特に問題視しない傾向にあります。会社の雰囲気やシーンによって着用は考えると良いでしょう。シャープでスマートな着こなしをしたい方におすすめです。
ネクタイの幅②レギュラータイ
一般的に多く普及しているのがレギュラータイです。普段の仕事で身につけるネクタイと思っていただければ良いです。仕事だけでなく就職活動にも適しています。大剣の幅がレギュラータイは7~9cmで、どのような方でも似合うサイズとなっています。
ネクタイの幅③ワイドタイ
ワイドタイはその名の通り、幅が広いネクタイを意味します。大剣の幅が10cm以上で、ネクタイの存在感が強いスタイリングになるでしょう。ボリューミーで重厚感のあるスーツスタイルにしたいときにおすすめです。
ネクタイサイズの上手な選び方
普段何気なく選んでいるネクタイ、もちろん自分好みのデザインを選んで気分の上がるスーツスタイルにすることも大事です。その上でサイズも上手に選べるようになると、スーツの着こなし力がアップして周囲からの印象や評判も変わるでしょう。
ネクタイサイズの選び方①大剣幅
ネクタイ幅の一般的なサイズでも紹介したように、大剣幅は重要なポイントです。ネクタイを着用したときに前にくる太い方を大剣、自分の体側にくる細い方を小剣と呼びます。この大剣の幅によってナロータイやレギュラータイ、ワイドタイなどと呼び名が変わってきます。
スーツの着こなしはもちろんですが、ネクタイは体の中心に位置するため自分自身の印象を左右する重要な部分です。スーツを着用しネクタイを締めたときにバランスが良いか確認してみましょう。購入の際にどのようなスーツに似合うのか店員に聞いてみるのも良いです。
ネクタイサイズの選び方②長さ
ネクタイの長さが短かったり、反対に長かったりすると全体の印象が悪くだらしないイメージを与えてしまうことがあります。長さはネクタイの締め方によって変わりますが、高身長な方や首回りが太い方は長いネクタイを購入するのが良いです。
一般的なネクタイの長さは140cmほどですが、少し長めの145cmほどのネクタイも販売されています。普段ネクタイを購入して短いと感じる方は長めのネクタイを選びましょう。もしくはネクタイの締め方を工夫してみてください。
一般的に普及している締め方はプレーンノットと呼ばれる方法です。これは普段の締め方と捉えていただいて結構です。ウインザーノットやダブルノットで締めると、首元でネクタイを回す回数が多いため長く調整できます。
ネクタイサイズの選び方③ラペル
ラペルはジャケットの襟のことです。ジャケットのラペルにも様々な種類があり、トレンドにも左右されます。ラペルによってもスーツ全体の印象が変わりますが、ネクタイとのバランスを考えることも大切です。
自分が持っているジャケットのラペルの幅を確認してみましょう。ラペルの切り込み部分の水平の長さに合わせて、ネクタイの幅も合わせるとバランスが良くなります。とはいえ、着用シーンに合わせて選ぶようにしてください。
ラペルの幅が狭いからネクタイも細身のものを選びビジネスで着用すると、相手によってはあまり良い印象を与えないかもしれません。着用シーンに合わせて調整するようにしましょう。