ドイツの冬の風物詩とも言えるクリスマスマーケット。そんなクリスマスマーケットは、ドイツの大都市で数多く開催されています。首都ベルリンも例外でなく、多くのクリスマスマーケットが開催されます。そのなかでも人気のあるのはシャルロッテンブルク宮殿で開催されるクリスマスマーケットでしょう。歴史ある宮殿の広場で開催されるクリスマスマーケットは特別な雰囲気があり、多くの人が訪れる人気の場所です。残念ながら2022年の開催が最後と報道されており、今回を最後にしばらく開催されません。今回は、そんなクリスマスマーケットの様子を紹介したいと思います。

目次
シャルロッテンブルク宮殿とは
会場の工事のため、来年以降しばらく開催されないことに

シャルロッテンブルク宮殿とは

会場となるシャルロッテンブルク宮殿は、ベルリン市内中心部に位置する歴史ある宮殿です。17世紀末に当時ベルリンを治めていたプロイセン王国の王妃のために建てられました。今では博物館として公開されており、広々とした広間や、多くの絵画が飾られた部屋などを鑑賞することができます。また宮殿には広大な庭園もあり、そこには小さな森や湖も広がっており、街の中心部とは思えないほど。このようなシャルロッテンブルク宮殿は博物館としてだけでなく市民の憩いの場所として利用されているのです。クリスマスマーケットは、そんなシャルロッテンブルク宮殿前に広がる広場で開催されています。

2022年の開催が最後と報道されたシャルロッテンブルク宮殿のクリスマスマーケット
(画像=『たびこふれ』より引用)

会場の工事のため、来年以降しばらく開催されないことに

シャルロッテンブルク宮殿のクリスマスマーケットですが、宮殿の雰囲気に合わせたものとなっており、他の場所にないような特別な雰囲気があります。そんな魅力的なマーケットですが、実は2022年の開催が最後と新聞で報じられています。というのも、2027年まで会場となる広場で改修工事が行われ、クリスマスマーケットの開催ができなくなるからです。もちろん改修工事が終われば、開催することは可能でしょう。ですがドイツでは工事が予定通りに終わらないことが多く、しばらくシャルロッテンブルク宮殿でクリスマスマーケットが行われないことは確かなようです。

2022年の開催が最後と報道されたシャルロッテンブルク宮殿のクリスマスマーケット
(画像=『たびこふれ』より引用)