ノコギリはブッシュクラフトや焚き火などのキャンプシーンを快適にしてくれる便利な道具です。切れ味抜群の初心者用やキャンプ場に映えるおしゃれなものなど魅力的な商品が数多くあります。以下ではキャンプ用のノコギリの選び方を解説し、おすすめ品もご紹介していきましょう。
目次
キャンプを快適にしてくれるギアをご紹介
ノコギリの選び方
キャンプを快適にしてくれるギアをご紹介
焚き火にノコギリはいらない?

キャンプでノコギリが最も活躍するのは、焚き火用の薪や枯れ木を短くカットする場面です。大きな焚き火台を用いるファミリーキャンプのようにノコギリがいらない場面もありますが、コンパクトな焚き火台を使うソロキャンプでは必須のアイテムとなるでしょう。
以下ではキャンプにおすすめのノコギリをサイズ別でご紹介していきます(本記事は2022年12月19日の情報をもとに作成しました)。
ブッシュクラフトでもノコギリが大活躍

近年ではキャンプ道具を減らし自然にあるものを調達する「ブッシュクラフト」なるスタイルも人気。具体的にはキャンプ場に落ちている木を焚き火用に加工するほか、枝をポールの代用にしたりイスをつくったりと木を使って様々なことをします。
ブッシュクラフトの定番の道具といえばナイフですが、カットできる枝や薪の太さには限界があるためノコギリを併用するキャンパーが増加中です。
ノコギリの選び方
1.キャンプ用には折りたたみ式が便利

サイト内での移動が必要となるキャンプでは折りたたみ式のノコギリが便利です。コンパクトに収納できるだけでなく、刃が折り込まれているため安全性が高いこともメリットとなります。
2.刃のサイズで選ぼう

ノコギリは切る対象の2~3倍の刃渡りが最も使いやすいとされています。市販の薪は一般的に7cm前後のため、初心者の方は20cm程度の刃長をもつノコギリを選びましょう。
なお、持ち運びのしやすさにこだわる場合は刃長が15cm以下のコンパクトな商品も候補となります。こちらは刃長が短い分だけ労力が必要となるため、ノコギリの扱いに慣れた方におすすめです。
3.対象に応じて刃の粗さを選ぼう

ノコギリの刃は粗さにより細目・中目(万能目)・荒目といった種類があります。目が粗いほど切断は速くなりますが引っかかりやすくなるのがデメリット。逆に細目のノコギリはカットに時間がかかりますが切断面がきれいに仕上がります。
対象を焚き火用の薪や枝に限る場合は荒目がおすすめです。切る対象が多彩なブッシュクラフト用には中目を選ぶとよいでしょう