憲政の神様と言われる尾崎行雄先生の理念を基に、議会制民主主義の確立と世界平和の実現に寄与すべく設立された尾崎行雄記念財団から、拙著『日本の総理大臣大全』が「咢堂ブックオブザイヤー2022・総合部門大賞」をいただけると発表がありました。
関係者に御礼を申し上げます。
この財団は、尾崎行雄先生と三女で平和活動家の相馬雪香(そうまゆきか/2008年逝去/咢堂塾創設者)は民間の立場から、それぞれ日本と世界のために尽くされました。
財団は、この二人の信念を広めつつ、民主政治の更なる発展に努める事業をされています。相馬雪香先生には、20年ほど前にお会いしたことがあります。
ホームページに授賞理由としてあげられているのは以下の通りです。

尾崎行雄記念財団ホームページ 咢堂ブックオブザイヤー2022
「人生の本舞台は常に将来に在り」、そして「誰が正しいかではなく、何が正しいか」。 憲政擁護のために生涯を貫いた議会政治の父・咢堂こと尾崎行雄。 尾崎行雄記念財団ホームページは、尾崎の精神と信念を後世に伝えてゆくことを目的としています。
総合部門の八幡和郎氏『日本の総理大臣大全』は、1855年の伊藤内閣発足以来101代にわたる総理大臣を通じて、それぞれの内閣が直面した課題と事績、当時の時代背景などを学ぶことができ、「わが国の政治史を総覧できる」点が圧倒的な支持を得ました。近年の当財団・咢堂塾では憲政史の講義にも力を注いで いますが、「ぜひ副読本にしたい」という激賞や、また有権者に対する諫言で結ばれた巻末エピローグにも「ここが何より良い」という声がありました。
また、上記のエピローグの結びも掲載させていただきます。