このコロナ禍で、異性と出会う主な手段の一つがマッチングアプリだろう。かつては、いわゆる「出会い系」の延長だと考えられており、敬遠する人も少なくなかったが、現在は、真剣に出会いを求めている人が多く、マッチングアプリで出会って結婚に至ったというカップルも珍しくない。
しかし、まだマッチングアプリに対して不安を感じている人も多く、若い世代でも利用していない人もいる。今回はマッチングアプリ未経験者に対する、アプリによる出会いについての調査結果を紹介しよう。
マッチングアプリ未経験者の過半数が、異性との出会いを求めている

(画像=約60%が異性との出会いを求めている(株式会社ネクストレベル「マッチングアプリ大学」調べ)、『オトナライフ』より 引用)
株式会社ネクストレベルが運営する「マッチングアプリ大学」が、マッチングアプリの利用経験のない男女209名を対象にアンケートを実施。マッチングアプリを使わない理由について質問した。
まず、出会いについての質問では、「恋人はいらない」と回答したのは39.7%。残りの60.3%は結婚相手や恋人、遊び相手など異性との出会いを求めていることが明らかにとなった。過半数の人が異性と出会いたいと考えているにもかかわらず、なぜマッチングアプリを利用しないのだろうか。

(画像=意外とマッチングアプリに肯定的な声が集まった(株式会社ネクストレベル「マッチングアプリ大学」調べ)、『オトナライフ』より 引用)

(画像=(株式会社ネクストレベル「マッチングアプリ大学」調べ)、『オトナライフ』より 引用)
「マッチングアプリを使ったパートナー探しはありかなしか」という質問では、66.0%が「あり」と回答するも、17.7%は「なし」と答えた。“なし派”の理由としては「プロフィールの信頼性が低い」「会ったことがない人に会うのが不安」「業者が多いと聞いた」など、アプリで紹介されている異性に不信感を持つ声が挙がった。
マッチングアプリにより異性と出会うチャンスはかなり増えたといえるが、出会いやすいがゆえに相手を簡単に信用できず、マッチングアプリの使用に抵抗を感じる人が多いようだ。