そして法制局も法律のプロ集団ですから、たとえ議員に対してであっても無理なものは「難しい」と突き返してきますし、立法過程はまさに真剣勝負です。
また衆参に設置されている「調査室」も、政府提出の法案に対する論点や質問のポイントを整理してくれたり、組み換え動議を出す際には財源根拠の算出をサポートしてくれます。
アウトプットの質はテーマや時間に依りますが、「○○について調べて論点整理をして欲しい」と依頼すると、大枠の課題を調査して文章や表にまとめてくれるとてもありがたい存在です。
衆参の法制局も調査室も、とりわけ政府与党に対案を出す野党側議員を支えてくれる大事な組織と言えます(※与党が官僚が支えているのでほとんど使わない)。
■
時に非常に無茶なスケジュールで立法や調査をお願いしたりしたわけですが(笑)、本当に一年お世話になりました!政務調査会として、来年も頼りにしていきたいと思います。
それでは、また明日。
編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2022年12月23日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。