2位:環境の変化に強い
市街地の河川、ドブ川、茶色く淀んだ河川にも実はシーバスはいる。筆者の地元の河川でも、汚れ方は尋常ではない。工場からの油、洗浄水、近隣住民のお風呂などの生活排水など、汚れに汚れきっている。
こんな環境では生き物などいないのでは?と、思うだろうが、これが意外にも生物は多い。エビ、カニはもちろん、イソメ類も多く、それを食べる水鳥も豊富だ。それだけ生物が多ければもちろん、シーバスを含めたフィッシュイーターも多い。特にシーバスはこの環境を好んでいるのでは?と思うくらいいる。海から入ってきたフレッシュなのもいるが、居着きと呼ばれる貫録のあるシーバスもけっこういる。驚く事にヒラスズキも少ないながらも釣れた事がある。
これらを考えると、シーバスはベイト(エサ)があれば、どんなに汚れた川でも釣れる可能性が高いと言える。さらに言えば、水深も底が見えるような浅場でも釣れる。もちろん夜の方がいいが、とにかく環境を選ばない魚だと思う。「こんな所にはいないだろう……」そう思う場所が意外にも穴場だったりして、釣れまくったりする。このような場所を見つけた時は、本当に気持ちいい。カイカンだ。こんな事があるから、シーバスフィッシングは止められないとまた思ってしまう瞬間だ。
![未経験者にこそ知ってほしい【シーバスフィッシングの魅力ランキングTOP3】](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2022/12/c3219f2db63868ea0b36e83dbe04d545.jpg)
1位:人間の腕力を凌駕する引き
あのエラ洗い、ジャンプ、竿のしなり、1度味わったら抜け出せない、それこそがシーバスフィッシングの真髄ではないかと思う。飽きる?それはない。これもシーバスを釣って体感してほしいとしか言いようがないが、何十年やっても飽きることはない。
確かに、同じ場所で60cm級のシーバスが何匹も釣れると、もういいよ、もう当分釣らなくても大丈夫!と、その時は思う。しかし、しばらくするとあの強烈なアタリや引きが蘇る。すると、また行きたくなる。脳があの刺激を覚えてしまっているのだ。
何やら危ない傾向に思えるが、釣りにハマるとはそういうことだ。今や女性すら1人でシーバスフィッシングをすると言うが、やはりあのファイトは老若男女問わず人間を魅了するのだろう。
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一年中楽しめる
シーバスフィッシングはその気になれば一年中釣れるし、楽しめる。春と秋は大型が初心者でも狙える。夏はゲストも一緒に楽しめる。冬も一発大物をじっくり狙えるし、バチ抜けと言う名のイベントもある。シーバスフィッシングに休みはない。いや、”息もつけない楽しさ”と言っておこう。
大げさに言えば、人生を賭けて追い続けることができる魚、それがシーバスだ。あの一匹、あの引き、そしてあの場所、ぜひ、思い出の1ページに残るような、そんな魅力あるシーバスを追い続けてみてはどうだろうか?
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<宮坂剛志/TSURINEWSライター>
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