爽やかな風が吹き、ぽかぽかした陽射しが降り注ぐ台北。旧正月も終わり南国台湾にもどうやら短い春が訪れた様です。1年中で最も穏やかで過ごしやすい今だからこそ、ちょっと足をのばしてお出かけしたいですね。

今回は台北市内からもアクセスしやすい観光スポット「淡水」をご紹介。台湾のベニスと呼ばれるこの街で、美しい風景を眺めた後は美味しいローカルグルメを堪能!さらには台湾らしさがぎゅっと凝縮された「老街(オールドストリート)」を、気の向くまま散歩するのもなかなかです。

ちょっと気分転換したい時、台北以外の街を訪れてみたい時に向かえば、思い存分リフレッシュ出来る淡水。この街で思い出に残る楽しい時間を過ごしてみませんか?

目次
淡水とはどの様な街?
淡水河の河岸をぶらり歩こう!

淡水とはどの様な街?

台北から気軽に向かえる「淡水」で、半日トリップを楽しもう♪
(画像=『たびこふれ』より引用)

台北のすぐ北に位置する淡水へ向かうには、台北駅から「MRT淡水信義線(赤いライン)」に乗車するのが一番簡単な方法。乗り換えは無く約40分ほどで到着します。時間が空いた午後さくっと遊びに行けるので、小さなお子様連れのご家族やカップル、勿論一人歩きにもピッタリのお出かけスポット。

少し考え事をしたい日は人が少ない平日、ショッピングも楽しみながら異国情緒溢れる風景を眺めたい時は週末に訪れるのがおススメ。

地元の人々の「憩いの場」といったイメージもある街ですが、日頃の疲れを癒しリフレッシュするのにもってこいの散歩コース。台北とは一味違ったゆったりした空気が流れています。

うっとりするほど美しいのは、夕暮れどきに河岸から見える空。黄金色に輝く夕陽を見つめるだけで、殺伐とした日常を忘れてしまえるほど。

台湾のベニスと呼ばれる淡水は、遥か昔1600年代にスペインやオランダ、その後イギリスの支配下に置かれたという歴史的背景があり、西洋文化と中国文化が融合した建物が今でも残る街。その中で最も有名な建物は1628年にスペイン人によって建てられた「サント・ドミンゴ城」、現在の淡水紅毛城。赤い壁が印象的で訪れる人の心を惹きつけます。淡水駅から歩いて約20分ほど掛かりますが、時間を作り立ち寄ってみてください。

淡水紅毛城

  • 住所:新北市淡水區中正路28巷1號
  • 営業時間:(月~金)09:30~17:00、(土日)09:30~18:00
  • 定休日:毎月第一月曜日、旧暦大晦日、旧暦元旦および博物館が別に公告する時間

淡水河の河岸をぶらり歩こう!

台北から気軽に向かえる「淡水」で、半日トリップを楽しもう♪
(画像=『たびこふれ』より引用)
台北から気軽に向かえる「淡水」で、半日トリップを楽しもう♪
(画像=『たびこふれ』より引用)

レンガ造りの駅を出ると右手にはビル、左手には憩いの広場と河岸が目に飛び込んできます。まずはこの河岸沿いで爽やかな風を感じながらゆっくりウォーキング。

台北から気軽に向かえる「淡水」で、半日トリップを楽しもう♪
(画像=『たびこふれ』より引用)

「淡水金色水岸」と呼ばれるエリアでは、ドリンクや軽食なども販売しています。ベンチに座り目の前に聳える「観音山」を眺めながら、美味しい台湾B級グルメを味わう。この様な気まぐれ散歩もアリかもしれませんね。