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共働きの場合、子どもの扶養はどうなる?75歳以上の後期高齢者は?
扶養家族欄は採用の選考に影響する?

共働きの場合、子どもの扶養はどうなる?75歳以上の後期高齢者は?

履歴書にはなぜ扶養家族欄があるの?就職先が扶養家族の有無を知りたい理由
(画像=『キャリアゲ』より引用)

扶養家族の人数を書く欄には、自分を除いた、「自分が扶養している家族の人数」を記載します。

「扶養家族数(配偶者を除く)」と但し書きがある記入欄であれば、配偶者も除いた人数を記載する必要があります。子どもが配偶者の扶養になっている場合、子どもは扶養家族としてカウントしません。どちらか一方の健康保険にしか入れないからです。

また、75歳以上の家族も扶養家族には含みません。なぜかというと、75歳以上の高齢者は、加入している医療保険を抜けて、後期高齢者医療制度に加入し直すことになるからです 。75歳より前に被保険者となっていた場合も、75歳になった時点で健康保険組合の加入資格を失うことになります。

扶養家族欄は採用の選考に影響する?

履歴書にはなぜ扶養家族欄があるの?就職先が扶養家族の有無を知りたい理由
(画像=『キャリアゲ』より引用)

扶養家族の人数が多ければ、企業側はそのぶんも面倒を見なければならなくなるということは、なるべく扶養家族がいない人を採用しているの?そんな疑問を抱く人もいるかもしれません。しかし、履歴書に扶養家族についての記入欄が設けられているのは、あくまで所得税や健康保険、手当支給の手続きなどを確認するため。心配は無用です。

ただし、扶養家族の人数が多い理由が、介護が必要な家族が多いなどで既定の勤務時間をクリアすることが難しい場合などには、選考に影響が出る可能性もあります。しかし、不採用にならないようにと虚偽の申告をしても、後から必ずバレます。それどころか、場合によっては損害賠償請求されることもあるので、履歴書には正確な情報を記載するよう心がけましょう。

参考:無職は職業欄にどう記入する?履歴書の職歴の書き方を解説

提供元・キャリアゲ

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