目次
■③【2007年決勝】佐賀北 VS 広陵
■④【2009年決勝】日本文理 VS 中京大中京
■③【2007年決勝】佐賀北 VS 広陵
5万人もの観衆が甲子園で熱狂した佐賀北と広陵の決勝戦。この試合では、甲子園史上初となる決勝での逆転満塁ホームランが話題となった。
最終回の8回裏は、0対4で広陵がリード。誰もが広陵の勝利を予想していたが、何が起こるかわからないのが野球の面白さ。
佐賀北は最終回になんとか食らいつき、1アウトの状態から安打や四球で1点を返す。そして、満塁の状態で3番の副島浩史が逆転の満塁本塁打を放ち、佐賀北の勝利が確定した。
最後まで諦めず必死に戦う球児たちの姿は、多くの野球ファンの心に残っていることだろう。
■④【2009年決勝】日本文理 VS 中京大中京
前半は接戦を繰り広げていたが、中京が6回裏に6点をとり、9回を迎えた時には10対4で点差が大きく開いてしまった。
日本文理を応援していた人たちの中には、諦めムードに入っていたかもしれないが、“野球は2アウトから”という名言にふさわしい出来事が起きた。
9回表の攻撃で、日本文理が怒涛の追い上げを見せたのである。結果としては10対9で中京が勝利をおさめたが、最後まで勝負の行方がわからなかった名勝負だ。