台北から台鐵(TRA=Taiwan Railways Administration)に乗車し約30分、のどかな空気が流れるちょっとした田舎町「鶯歌」には、100軒以上の陶磁器店が立ち並ぶ「鶯歌陶瓷老街」があります。ここでは台湾らしいデザインの高級茶器から、プチプラ価格で購入できる茶器や食器まで揃っています。食器好きな方は勿論、台北以外の街を散策したいという方に訪れていただきたいスポット。
今回はこの古い街並み、老街(ラオジエ)にあるオススメ店やお土産をご紹介。素敵がたっぷり詰まった街を歩きながら小旅行を思う存分満喫してください。
目次
台鐵から向かう鶯歌と駅の様子
石畳が続く老街をゆっくり散策
台鐵から向かう鶯歌と駅の様子

台北駅から鶯歌までは區間車(くかんしゃ/各駅停車)で約30分。タクシーやバスを使って向かうという方法もありますが、せっかくのプチトリップですので、気軽にのんびり台鐵(TRA=Taiwan Railways Administration)に乗車し電車の旅をお楽しみください。
交通費は片道31元~37元、區間車で向かう場合はICカード(悠遊卡)を使うことができます。券売機で切符を購入する際は、目的地の「鶯歌」ボタンを押した後にお金を入れるシステムになっています。
地下1階の改札口より新竹、苗栗方面へ向かう電車に乗車しますが、自強號(じきょうごう/特急電車)は停車しませんのでご注意ください。台北駅を出発し板橋駅を通過した後に電車が地上を走り出します。そこから約20分、窓から見える景色がのどかに変化する頃に鶯歌に到着です。
この街はぶらぶら歩くだけで十分満喫できますので、事前に一生懸命プランを立てる必要もありません。朝起きて天気が良ければ「行ってみよう」と出発しても全く問題無し。それくらい気楽に向かうことができるスポットです。


駅階段を降りた所に「鶯歌陶瓷老街」へ向かう大きなマップがありますので、ここで事前チェックをお済ませください。また、駅の階段や老街へ向かう道の至る所に陶器の街ならではのオブジェも目に飛び込んできます。好みのデザインを見つけ、写真に収めるのも楽しみのひとつ。駅からゆっくり歩く事15分でクラシカルな空気が流れる「鶯歌陶瓷老街」に到着します。
石畳が続く老街をゆっくり散策




様々な店が軒を連ねる石畳の脇には、まぶしいほど生き生きした緑。日本では味わう事ができない南国らし風景が目に飛び込みます。ふと立ち寄った店で素敵な商品にひょっこり巡り会えることもしばしば。特に店頭に置かれた籠の中の商品は安価で掘り出し物もありますので、宝探しを楽しむ様にチェックしてみてくださいね。


暑さで少し疲れた時は、スターバックスやスイーツ店、小さな食堂などに入り休憩を。このほか「鶯歌光點美學館」をはじめ、様々な店舗がぎゅっと詰まった複合施設がありますので、クーラーがきいた建物の中でお土産をチェックするのも良いでしょう。
鶯歌光點美學館 基本情報
- 住所:新北市鶯歌區陶瓷街18號
- 営業時間:10:00~19:00
- 定休日:記載なし