目次
スキービンディングの取り付け方法
スキービンディング取り付け時の注意点

スキービンディングの取り付け方法

メーカー推奨の取り付け位置を確認する

メーカーによって「この位置に取り付けてください」という位置が決まっているので、それに従い取り付けるようにしましょう。

ただし、スキープレイヤーとしての腕に自信がある人やフリースタイルで走るという場合には自分の好きな位置に取り付けることも可能です。しかし、初心者が推奨位置以外で取り付けるとケガやトラブルに繋がるので注意しましょう。

スキービンディングの取り付け方法

実は自分で簡単にできる!スキービンディングの取り付け方法を徹底解説!
(画像=出典: unsplash.com/photos/MpOZgnp9Py4、『暮らし〜の』より引用)

スキービンディングの取り付けは、手順に沿えば簡単に行えます。自己責任になりますが、事故を防ぐためにも適当に行わないようにしましょう。

①必要な工具を用意する

取り付けまたは交換には、電動ドリルやドライバーの他にグルーガンやマーカーも必要です。グルーガンがない場合には、専用の栓や防水接着剤で代用が可能ですが、穴がきちんと塞がるような工夫も必要になります。

また、マスキングテープやカッターも用意しておきましょう。防水接着剤やマーカーはすぐに用意できますが、ドライバーなど不足しているものがあるなら、ホームセンターで買い揃えておいてくださいね。

②古いビンディングをドライバーで外す

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(画像=出典: unsplash.com/photos/t5YUoHW6zRo、『暮らし〜の』より引用)

作業の手順は至って簡単です。初めは古いビンディングをドライバーで外していきましょう。ねじを外したあとは板をきれいに拭き、新しいビンディングを取り付ける準備をします。

また、ドライバーでねじを外すと入り込んだ水分のせいで板が湿気っていることが多いです。防水効果を発揮させるためにも、取り付ける前に必ず板を乾燥させましょう。

③古い穴を塞ぐ

次に古い穴を塞いでいきます。また、塞ぐときはグルーガンや接着剤を使います。接着剤を並々と注ぎ、溢れた部分はカッターで平らにしてくださいね。

接着剤が膨らんだように固まると、新しいビンディングを押し上げようとします。うまくねじがはまらない原因になりトラブルに繋がりやすくなるので注意しましょう。

④取り付け位置にマーカーで印をつける

実は自分で簡単にできる!スキービンディングの取り付け方法を徹底解説!
(画像=出典: unsplash.com/photos/O2FoNBu9DF8、『暮らし〜の』より引用)

古い穴を接着剤ですべてきれいに塞いだら、新しいビンディングを取り付ける位置にマーカーで印をつけていきます。いきなり取り付けようとするとミスをしやすいので、取り付けも位置変更も必ずマーカーなどで印をつけてくださいね。

また、取り付け位置については人によって「ここ」と一概に言えません。推奨位置にマーカーで印をつけることも大切ですが、腕前に合った場所にビンディングをつけましょう。

⑤ドリルで穴を開ける

マーカーで印をつけたところに、ドリルで穴を開けていきます。3.5mmのドリルを使いますが、貫通を防ぐために先端7mmにマスキングテープを巻き付けておきましょう。また、穴を開けたらいきなり取り付けるのではなく、先にねじをはめて飛び出たバリを取り除きます。

バリを取り除き終わったら、いよいよビンディングの取り付けです。先につま先部分を取り付けますが、ねじの緩みがないようつけてくださいね。

⑥ブーツを装着、ヒールピースを取り付け完了!

最後にヒールピースを取り付けますが、ブーツを装着してから取り付けましょう。かかと部分とピースを一致させる必要があるためです。一致した場所にマーカーで印をつけ、穴を開ける場所を明確にしておきましょう。

あとはつま先同様の手順でヒールピースを取り付けます。最後に防水接着剤でねじが緩まないよう補強して完了です。

取り付け後は必ず試走を!

実は自分で簡単にできる!スキービンディングの取り付け方法を徹底解説!
(画像=出典: unsplash.com/photos/VCx6RIAZSB8、『暮らし〜の』より引用)

ビンディングを取り付けられたからといって、完全に走れるというわけではありません。どこかに異常がないか確認するためにも、取り付け後は必ず試走をしましょう。

また、この際にパーツやビンディングのねじが外れる場合には対処が必要です。ねじの緩みが原因であるなら、防水接着剤を流し込んで補強するといった対処を行ってくださいね。

スキービンディング取り付け時の注意点

調整や取り付けはあくまで専門家にお願いするのがベスト

実は自分で簡単にできる!スキービンディングの取り付け方法を徹底解説!
(画像=出典: unsplash.com/photos/jJAHZ-0MmxU、『暮らし〜の』より引用)

正しい取り付けや調整が求められるビンディング交換は、本来であれば専門家技師の仕事です。それを自分で行うのだからこそ、トラブルが起きても「自己責任」と言えます。それを念頭に置いて作業をすることも大切です。

しかし、プレーヤーの中には自分でメンテナンスを施す人もいます。きちんと最後まで手を抜かずに取り付け、調整できるのであれば、チャレンジしてみても良いでしょう。

適当な取り付けは行わない

取り付けの手順が簡単だからと言って、適当に行わないようにしましょう。手を抜けば抜くほどケガに繋がりますし、周囲にも迷惑をかけます。また、交換時は防水面にも気を付け、ビンディング以外の場所からトラブルが発生しないよう気を付けましょう。

必要な工具は事前に揃えておく

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(画像=出典: unsplash.com/photos/9JU2CKqtw0M、『暮らし〜の』より引用)

スキービンディングの取り付けは、ドリルなどの工具を必要とします。普段からDIYを趣味としている人はドライバーやドリルも用意がすぐにできますが、そうでない場合にはホームセンターでDIY用品を購入しましょう。

また、使うドライバーやドリルは板やビンディングによって異なります。新しく購入が必要となるなら、どんな工具が必要なのか事前に調べてからにしましょう。

無理だと感じたらすぐに専門家を頼る

慣れている人であれば、取り付けも素早く終わることができるでしょう。しかし、初めてだと工具の使い方がわからないと言ったトラブルも多く、人によっては作業がとん挫する場合も。

こうした場合には、無理に作業を押し進めないことも大切です。無理な場合には、素直に専門家にお願いしましょう。