冬が迫ってきても、やはり湧き水に触れたくなり、あまり天気も良くなかったのですが、いい気分になりたくて、玉名市山部田の小田瀬戸口公園(熊本県平成の名水百選)に行って参りました。散歩道もあり体も温まりましたよ。
場所は玉名市山部田

Googleマップにて「小田瀬戸口公園」を目指していくと、このような道案内に出会います。

目的地に到着です。車のおける場所もあります。

金栗四三さんの年譜がありました。近くに資料館もあるようです。
金栗は、1891年(明治24年)8月20日に熊本県玉名郡春富村(現・和水町)の15、6代続いた村の名家に8人兄弟の7番目として生まれた。名の「四三」は、誕生時に父の年齢が43歳であったことに由来する。四三は5歳頃までは異常体質と言われるくらいひ弱な子どもで、特に2歳の頃までは夜泣きをしては家中の者を困らせていた。しかし、10歳となる年の1901年(明治34年)、玉名北高等小学校(跡地には現在南関町立南関第三小学校が建てられている)への進学を機に、自宅から学校までの山坂を越える往復約12kmの通学路を、近所の生徒たちと毎日走って行き戻りする「かけあし登校」を始め、マラソンの基礎を築くこととなった
Wikipediaより
かけあし登校無理ー!すごいなぁ。私はドラマ化された「いだてん」は観ていないのですが、Wikipediaを読むだけでも面白いですよ。是非。
湧き水はこちら。

ざあざあと心地よい音を立てて湧き水が出ていました。とても勢いのある水汲み場。ああ、蛇口をひねって止めないと勿体ないと思ってしまう程。

ぽつりぽつりと人がやって来てはお水を持ち帰られておりました。

いただきましたが、なめらかなお水といった感じでしょうか。地域の方々が大切にされている場所です。来た時よりも美しくを徹底して、ご利用をお願い致します。

広場には座れる場所もありました。
そこここから湧き出すお水

夏には蛍が見れるようです。人間が汚しては貴重な場所が消えてしまいますので、そっと、そっとお邪魔しましょう。

澄んだ水たまりにはメダカが沢山。

お家の中にお地蔵様が沢山いらっしゃったので、どうもありがとうございました、とお賽銭をいれ、手を合わせてきました。

いらっしゃったのはこちらの方々。とても丁寧な看板ですね。神さまがたくさん居られます。

あちらこちらから、お水が出ておりますので、まるで川のような音がしております。

この段の上の方からも水の音がするので登ってみました。大きな石がごろごろとしているので、気を付けて登ってくださいね。

まるで隠そうとしているのにあふれ出てしまう、恋心のようにバタバタと水が溢れておりました。

あまり天気が良くなく、残念でしたが、上の方からずっと水が下ってくるこちらは、良い空気で包まれておりました。

脇はこんな風に美しい小川になっており、夏は子供たちが遊んだりするのでしょうか。

素敵な水の小道。夏だったら裸足で遊びたかったなと思い、あの暑さを少し恋しく感じました。

こうやって撮影をしていると、沢山のお水を汲んでいた方が、「お水汲まれるとでしょー!どうもすいまっせんー!どうぞー!」と大きな声で声掛けをしてくださり、あたたかい気持ちになりました。譲り合いの心は大事ですね、ほんのちょっとの声掛けで笑顔になれますね。