食道楽のクリスマス
さて、静かに家族でクリスマスの夜を過ごした翌日、25日(キリストの祝日、Christtag)からは、パーティームードの食道楽の日々です。この日には、親戚一同が集まり、にぎやかに美味しい食事をいただきます。
この日に食べるのは、ガチョウ。巨大な丸焼きを、親戚一同で分けて食べるのは、クリスマスならではです。

(画像=<ガチョウの丸焼きには、赤キャベツを添えて>,『たびこふれ』より 引用)
翌26日は聖シュテファンの祝日(Stephanitag)ですので、この日もゆっくりとパーティーの残り物を食べたり、親戚を訪問したりしてすごします。まるで日本でいう、元旦の三が日ですね。
日本の正月ムードが1月15日まで続くように、オーストリアのクリスマスムードは、1月6日の三聖王の祝日まで続きます。
まとめ
オーストリアの一般家庭での、クリスマスの過ごし方は、いかがだったでしょうか?
住んでみないと、なかなか実際に体験することはない習慣ですが、観光目的の訪問でも、このような古い習慣を知っていると、街のデコレーションやイベントなどの理解が深まるかもしれません。
この時期にウィーンにいらしたら、レストランなどでも、この時期特有のクリスマスグルメを味わってみてくださいね。
文・写真・ひょろ/提供元・たびこふれ
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