「雑学」と同じような意味で使われる「うんちく」という言葉。
厳密には雑学とは意味合いが異なるってご存知でしたか?
似たような言葉として用いられる「豆知識」ともまた意味が異なります。
では、本来「うんちく」はどのような意味で使われるべき言葉なのでしょうか?
「うんちく」とは

(画像=『FUNDO』より引用)
雑学や豆知識と混合されることもある「うんちく」、その意味を解説します。
「うんちく」の意味
「うんちく」には特定の分野について深く調べて蓄えた知識、という意味があります。
「うんちく」の漢字表記

(画像=『FUNDO』より引用)
「うんちく」の漢字表記は「薀蓄」もしくは「蘊蓄」と非常に画数の多い漢字で構成されています。
「薀」と「蘊」そして「蓄」どれもが「たくわえる」という意味がある漢字です。
うんちくと雑学・豆知識の違い

(画像=『FUNDO』より引用)
「雑学」と「豆知識」は「うんちく」と同じ様な意味で使われることもありますが、本来はそれぞれが違う意味合いのある言葉です。
雑学とは

(画像=『FUNDO』より引用)
多岐にわたる学問などの知識のことを雑学といいます。
一般にあまり普及していない知識のことを指す言葉としても用いられます。
実は雑学≠トリビア
トリビアといわれることもありますが、トリビア自体はくだらないこと、瑣末(さまつ)なことを意味する言葉なので、正確には雑学とイコールの言葉ではありません。
豆知識とは

(画像=『FUNDO』より引用)
本筋とは外れたところにあるけれど、知っていると役に立つかもしれないちょっとした知識のことを豆知識といいます。
3つの言葉の違い
「うんちく」は特定分野について深く研究して身につけたの知識や技能を指す言葉です。
それに対し、雑学は雑多な知識を意味し、豆知識は実用的知識のとこをあらわしています。