近年、共働き世帯がより一層増えていると言われています。
ということは、家事も夫婦で分担して時間のやりくりをしているのかというと・・・、どうやらそうとも一概にはいえないようです。
株式会社ダスキンが共働き世帯にあたる20代から50代の男女500名を対象行ったアンケート調査結果から、家事の実態について見ていきましょう。
【調査概要】

(画像=『FUNDO』より引用)
・調査方法:WEBアンケート調査
・調査テーマ:「共働き世帯の家事に関する調査」
・調査対象者:共働き世帯の20~50代の男女500名(性別均等割付) ※夫婦ともにフルタイム勤務
・調査実施日:2022年2月9日~14日
・調査主体:株式会社ダスキン
世の共働き世帯の家事分担の割合は?

(画像=『FUNDO』より引用)
まずは共働き世帯の家事の役割分担について見てみましょう。
共働き世帯における家事分担割合の調査結果

(画像=リリース:株式会社ダスキン、『FUNDO』より引用)
共働き世帯における家事の分担で一番多かったのは「夫1割:妻9割」です。
妻が分担している家事が6割以上という回答は約77%、夫が6割以上という回答が約7%なので、圧倒的に妻の分担している家事のほうが多いという家庭の方が多いということになります。
妻が10割という回答が9.4%あるのに対して、夫が10割担当しているという回答は0%なのも目を引きます。
分担割合に不満を持つ女性は多い

(画像=リリース:株式会社ダスキン、『FUNDO』より引用)
夫よりも家事の負担が多い家庭が圧倒的に多いという回答結果が出ている今回の調査。
妻側の立場からこの家事分担について不満があるという回答が49.2%と、ほぼ半数の人が現場に納得していないという結果になっています。

(画像=リリース:株式会社ダスキン、『FUNDO』より引用)
逆に、夫側は不満をいだいていない、現状に満足という回答が82%を越えています。
夫側と妻側に家事分担に対しての意識が乖離していることが窺える結果が出ています。