水郷とは
水郷(すいごう)とは湖や川の景色が美しい町や村の事を指します。上海近郊には水郷がいくつもあり、有名なのは周荘(しゅうそう)、朱家角(しゅかかく)ですが、市内から少し遠いのが悩みの種。ところが「七宝老街(チーバオラオジエ)」は市内から地下鉄で約30分のところにある水郷です。こぢんまりとしているので1、2時間ほどでプチトリップしたような気分になれる観光地です。
「七宝老街」へのアクセス
「七宝老街」へは地下鉄9号線の七宝駅からが最も近く、駅から徒歩10分ほど。駅の改札を出たら「七宝老街」の案内看板を見て行けば間違いありません。
七宝駅に直結の万科モールという大きなショッピングモールの中にさえ「七宝老街」へ行く出口の案内が出ているくらいです。

看板に従って青年路を歩いて行けば、右手に門と鐘楼が現れます。

「七宝老街」の楽しみ方
大きく分けると3つあります。1つ目はお土産物や民芸品などが道の両脇に並ぶ北大街、2つ目は小吃(シャオチー)と呼ばれる食べ歩きグルメがずらりと並んでいる南大街。3つ目が蒲匯塘という運河のある水郷らしい風景を楽しむ事です。
お土産物などが並ぶ北大街
「七宝老街」の入り口を入ると鐘楼という塔があり、私が訪れた時は鐘が鳴っていました。(この塔は5元で上に登ることが出来ます。)その横には絵馬のようなお願い事を書きこんだ物が吊り下げられていて、その絵馬の下では中国将棋をしているおじいさんたちがいました。(絵馬は20元)


右側へ目をやると、たくさんの人が歩いていくのが見えると思います。

ここが北大街。平日の午後に訪れましたがなかなか前に進めないくらいの混雑ぶりです。通りの両側に皮製品、シルク製品、竹製品、靴、お茶、マッチ、香水やハンドクリーム、おもちゃ、藍染製品などのお店がずらりと並んでいます。小さな博物館があったりもします。



私はハンドクリームを買ってみました。レトロな絵が描かれたハンドクリームは1個10元。5個買ったら1個プレゼントだそうです。

