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クリスマスマーケットの、美味しいものいろいろ
キラキラのイルミネーションの中を歩けば
クリスマスマーケットの、美味しいものいろいろ
ドイツとフランスの文化が融合するストラスブールのクリスマスマーケット。食べ物の屋台でもその特徴がよく出ています。
クレープやワッフルの屋台があったり、とろっとしたヤギのチーズのスライスやジャンボン(ハム)、ラードン(細切りベーコン)がのったバゲットのスタンドがあるのはフランスっぽいですが、プレッツエルやザワークラウトが食べられるところもあって、このあたりはドイツっぽい。

『ザワークラウト』は、フランスアルザス地方では『シュークルート(La choucroute)』と呼ばれ、塩漬けした発酵キャベツを、肉厚のハムやソーセージなどと一緒に煮込んだ料理です。アルザスの典型的な郷土料理の一つなのですが、他にも『タルト・フランベ(La tarte flambée/独語でFlammekuchen フラムクーヘン)』と呼ばれる、ベーコンやクリームがのった超薄焼きのピザのような郷土料理も人気です。
食べ歩き(!)しながら、ストラスブールのシンボルである大聖堂(Cathédrale Notre-Dame de Strasbourg/Straßburger Münster)近くまで来たとき、お菓子の店 『ラ・キュール・グルマンド(La Cure Gourmande)』を見つけました。
ラ・キュール・グルマンドはフランスに全国展開されている店で、クッキーやキャンディ、チョコレート、ヌガーなど色とりどりのお菓子が販売されています。ノスタルジックな缶などの容器が可愛らしくてファンになりました。
ストラスブール店では、アルザス仕様の缶も買うことができるので、お土産にしたら喜ばれるかもしれませんね。

ラ・キュール・グルマンド (La Cure Gourmande)(2022年11月現在)
- 住所:5 Rue Mercière, 67000 Strasbourg, France
- 電話:+33 3 88 32 97 49
- 営業時間:月曜日~木曜日 10:00~20:00/金曜日・土曜日 10:00~21:00/日曜日 10:00~12:45 or 15:00~17:45
キラキラのイルミネーションの中を歩けば

通りやクリスマスツリーだけではなく、街の建物のクリスマスデコレーションも見どころ。いわゆるインスタ映えしそうなスポットもたくさんあったので、私も含めみんな写真を撮りまくっていました(笑)。

先述したように、ストラスブールはドイツ国境から近く、歴史的な背景からドイツ語表記(アルザス方言)も多いので、ドイツ語を話す人も少なくありません。同行した私の夫はドイツ人で、フランス語を解さないため、終始ドイツ語でお店の人とコミュニケーションをとっていました。
世界各国から人々が訪れる人気観光地なので、英語もよく通じるのではないかと思います。実際フランス語やドイツ語の他、英語、日本語、スペイン語など本当にたくさんの言葉が飛び交っていました。

ストラスブールのクリスマスマーケットで、アルザス文化を五感でたっぷり感じることができ、とても楽しい体験でした。数あるクリスマスマーケットの中でも、お気に入りのマーケットの一つとなりました。