今回はドイツ南西部4つの都市で開催されている「煌めくクリスマスマーケット」をご紹介致します。
クリスマスマーケットとは、<11月下旬~12月23日頃>まで、クリスマスを待ち望む期間に開催されます。
教会や市庁舎に囲まれた広場には、クリスマスツリーを彩る数々のオーナメントを販売するお店が立ち並び、可愛い雑貨や、煌めくイルミネーション、目に入る物全てがクリスマス一色です。
また、雑貨だけではなくドイツの寒い冬に体を芯から温めてくれる食べ物の屋台も多くあります。
都市1:ニュルンベルク
世界三大クリスマスマーケットの1つである「ニュルンベルク」のクリスマスマーケット。
ニュルンベルクでは180店舗ほどの出店があり、全ての屋台の屋根は赤と白のストライプで統一されています。

教会の足元では、大きなクリスマスツリーの横で演奏会なども開催されることもあり、広場全体に楽しい気分が広がります。

フラウエン教会
ライトアップされたゴシック建築の教会は外から見るだけでもうっとりします。

聖ローレンツ教会
クリスマスマーケットで欠かせないのが【グリューワイン】です。
温かいワインなのですが、ただ赤ワインを温めたものではなく、シナモン等の香辛料やお砂糖が入っています。
氷点下を下回るドイツの夜、グリューワインは欠かせません。
アルコールが苦手な人もご安心。
【キンダープンシュ】と呼ばれるノンアルコールの温かいドリンクもあります。
ベリー等のフルーツが入った暖かいジュースは甘酸っぱくて美味しいです。
グリューワインを入れてくれるマグカップは地域やその年によってデザインが異なり、持ち帰ることができます。
どのお店のマグカップにするかを悩むのもクリスマスマーケットの醍醐味ですね。


ニュルンベルク クリスマスマーケット2019
- 開催期間:11/29~12/24
都市2:シュトゥットガルト
「シュトゥットガルト」のクリスマスマーケットも世界三大クリスマスマーケットの1つです。
屋台の出店数は世界一!その数、約280店舗と言われています。
シュトゥットガルトのクリスマスマーケットの屋台の屋根は他のマーケットとは一味違います。
ニュルンベルクの赤と白のストライプに統一された屋根と比べ、シュトゥットガルトでは1つ1つの屋根が装飾されています。
キリスト誕生を表現した屋根、サンタクロースやトナカイがいる屋根など、それぞれの屋台を見ていくだけでもとっても楽しいです。


街には、スケートリンクやイルミネーションに彩られた大きなクリスマスツリー、マーケットの周辺には大型のショッピングモールや高級ブランド店も立ち並びます。
ショッピングモールには、ドイツのスーパーマーケットやドラッグストアが入っており、お土産に喜ばれる日用品やチョコレートなどのお菓子が安く手に入ります。

