40cm頭にアメマス20尾

今年のアキアジは豊漁と聞いていましたがそれにしてもその数は多く、昨シーズンの倍はありそうです。そんな小渓流にアキアジがひしめいてる状況での釣りは密漁者に間違えられるリスクがあったので、すぐに次の川へ移動します(基本的に河川での鮭釣りは禁止)。

その川は今年の3月に最初のアメマスを掛けた有望河川で、入渓早々尺上クラスがヒット。過去に実績のあったポイントには必ずと言っていいほどアメマスが溜まっており、瞬く間に尺上でつ抜けの状態に。ただ40cmより上のサイズは、小型が釣られると警戒してなかなか口を使ってくれません。結局その日は合計20尾キャッチして最大は40cmほどでしたが十分に楽しめました。

晩秋の北海道での渓流ルアー釣行で46cm大イワナに60cmアメマス手中アベレージサイズのアメマス(提供:TSURINEWSライター小峠龍英)

出勤前の朝駆け釣行

日を追うごとに気温は下がり朝の冷え込みも辛くなってきた10月下旬、残り少なくなってきたシーズンを悔いなく終えるために出勤前の朝駆けでは近隣河川の有望ポイントを回ります。入渓?退渓まで約90分で釣り上がり(釣り下がる)ので、浅瀬は全てスルーして深みのあるポイントだけに絞ってアプローチしていきます。

ルアーはスプーンとミノー、どちらも派手めのチャートカラー中心。結果的に10月~11月の朝駆けは合計10回、バラシが続き小型が2尾だけという日もありましたが、全体的にはとてもいい結果でした。

日を追うごとに上がるサイズ

倒木が絡む深みや対岸の抉れ、ボサ際を中心にピンスポットでキャストしていきます。初日と2回目は数こそ出たもののサイズは25~尺クラスとパッとしませんでしたが、3回目には尺上が目立つようになり時折40upも反応してきます。

そして5回目、その日は尺サイズを2尾キャッチしていたもののサイズは伸びず。退渓直前に最初に攻めたポイントに再チャレンジすることに。S字状にくねった流れに大きな倒木が刺さり深みを形成している好ポイントで、2日前に良型を目撃していました。時間もないので半ばヤケクソでライムグリーンのミノーを根掛かり上等で沈め軽くジャークすると、それまで無反応だった深みから黒い影がヌッと現れ即バイト、ロッドティップに乗った重みから40upを確信しました。

時間が本当にギリギリだったので、ドラグフルロック+ゴリ巻きでダッシュを押し留めて力技でランディング。サイズを測ると45cm。この沢では上出来なサイズです。その翌日と翌々日に上流のポイントと下流のポイントでそれぞれ45cmをキャッチと申し分ない結果です。

晩秋の北海道での渓流ルアー釣行で46cm大イワナに60cmアメマス手中45cm級のアメマス(提供:TSURINEWSライター小峠龍英)