他の意味でも用いられる「アナーキー」

アナーキーの語源は「指導者がいない状態」ですが、現代日本では他の意味でも用いられます。
無秩序な状態・混沌
秩序がなく、物事が入り混じっている状態を指すときに使われます。
人や場所に対して「無秩序な人だな」「混沌とした職場だ」などというときに「アナーキーだ」と表現することができます。
社会秩序や権威の無い自由・支配者のいない自由
政府にも支配者にも従わない自由を訴えるときに使われます。
国際政治について興味のある方は、アナーキーな思想を目にすることがあるかもしれませんね。
アナーキーの類義語
無政府状態とは別の、現代日本で用いられるアナーキーと似た意味を持つ言葉をご紹介します。
無法者
社会の秩序を守らない者という意味が込められています。
「行儀の悪い者」や「不届き者」と言い換えて使われることもあります。
アウトロー
英語で「outlaw」は法を無視するという意味。
少しカッコよく聞こえる言葉ですが、日本語に訳すと「ならず者」となる場合もあります。
ならず者とは、ごろつきや悪者とも言い換えられるため、あまりいい印象は持たれないかもしれません。
アウトサイダー
英語の「outsider」には「部外者」「組織の枠にとらわれない人」という意味の他に、「社会の枠組みにとらわれない人」という意味もあります。
不良といわれる人たちを集めた総合格闘技大会「THE OUTSIDER」というのがありますね。
この大会は不良たちに格闘技を通じ更生の道を用意すると共に優秀な格闘家を発掘しプロデビューさせることを目標にしている大会です。
常識外れ
一般的な道理とされる行動や思考とされる枠組みの外に出てしまうことをあらわしています。
「常識にとらわれない」「破天荒」という意味があります。
カオス
「カオス」はギリシャ語で「無秩序、混沌」という意味です。
様々な要素が混ざり合ってよくわからなくなった状態、「これはもうめちゃくちゃだ!」というときに使われます。
まとめ
日本でアナーキーの意味をひと言でまとめると「無秩序」ということになります。
日本語で「秩序がない」と伝えるよりも、アナーキーと表現した方が合っている場合もありますね。
提供元・FUNDO
【関連記事】
・【恐怖動画】車から雪を取り除いていたら・・・数秒後に信じられない悲劇が発生!
・これだ!子供の時から食べたかったのは!お店で見つけた“とあるものの皮”が話題に!
・【だまし絵みたいな画像】あなたはこの画像の動物の正体がわかりますか?
・【奇跡的動画】シロフクロウを撮ろうと待ち構えていたら、想像以上に凄い動画が撮れた!
・これは激オコですわぁ・・・帰宅すると、二階の窓から注がれていた恐怖の視線が話題に!