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日本兵と戦ったゲリラ兵の碑
レイテの人の優しさに触れる
日本兵と戦ったゲリラ兵の碑
日本兵とアメリカ兵、たくさんの命が散りました。
また、忘れてはいけないのが"フィリピン人も犠牲になった"ということ。
日本軍は食料の補給のため現地のフィリピン人達から調達をしていました。その中には調達ではなく強奪もあり、拒まれると命を奪うということもありました。もちろん無関係な戦いに巻き込まれ死んでいったフィリピン人も多くいました。
それを象徴している場所がコチラです。

この像はレイテ島決戦の時に、ゲリラ部隊として日本軍と戦ったフィリピン人たちを讃えた碑です。
生きたまま海に投げ捨てられて殺されたり、腕や足を切り落とされる拷問を受けたり、日本軍に苦しめられ、奪われる過去を持つフィリピン人たち。
そんな碑を目の前に立つと、申し訳ない気持ちと今こうして仲良くしてくれる、優しくしてくれるフィリピンの人たちに感謝が溢れてきました。
レイテの人の優しさに触れる
そんな日本・アメリカ・フィリピンの3つの歴史が交差するレイテ島。玉砕するまで戦うことを強いられた日本人たち。
日本軍が行った残虐な行為を、フィリピンの人たちから聞くたびに、同じ日本人として本当に申し訳なく感じるとともに、それでも「過去は過去だから」と日本人の私たちに常に優しくしてくれるレイテの人たち。
過去を反省し、「今」を見つめ尊重しあうことで過去を乗り越え、新しい関係を築いていけるのだと感じました。
そんな未来への可能性を感じられるここレイテへ、ぜひお越しください!!

文・写真・まえてぃー/提供元・たびこふれ
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