スキーウェアは細身でタイト、スノボウェアは太めでルーズというイメージですが、最近はスノボウェアも細身になり見た目では違いがほとんどわかりません。スキーウェアとスノボウェアの機能と目的の違い、購入する際の選ぶポイントや兼用できるのかなどを詳しく解説します。

目次
スキー&スノボウェアとは?
スキーウェアの目的と機能

スキー&スノボウェアとは?

ゲレンデを快適に滑る防寒着

スキーウェアとスノボ ウェアの違いって?兼用できる?機能や目的について解説!
(画像=出典:pixabay.com、『暮らし〜の』より引用)

スキーウェアとスノボウェアは、どちらも雪のゲレンデを快適に滑る機能を持っている防寒着です。ひとむかし前までスキーウェアはタイトで、スノボウェアはゆるめでルーズなシルエットというのが一般的イメージでした。

しかし最近はファッション性を考慮してスノボウェアもスタイリッシュなモデルが増えてきて、見た目のシルエットではほとんど区別がつきません。しかし実際は目的と機能の違いは意外に大きいのです。


スキーとスノボのウェアは兼用できる?

これからスキーやスノボを始めたいけれど、どちらにしようか迷う方が多くいます。また両方やって見たい人にとって道具は仕方ないけど、ウェアまで両方揃えるのは少しもったいない、兼用できないの?と思う方もいるではないでしょうか。

スキーとスノボのウェアの目的と機能の違いや、無駄な後付けを避けるため兼用できる部分や、選び方のポイントなどを詳しく解説していきます。

スキーウェアの目的と機能

スキーウェアはスピード重視

スキーウェアとスノボ ウェアの違いって?兼用できる?機能や目的について解説!
(画像=出典:pixabay.com、『暮らし〜の』より引用)

スキーはスピードを出し直滑降をしたり鋭いターンをするために、板は細く長めで金属のエッジがついています。スキーウェアは風圧を避けるためできるだけスリムにし、肩や膝の曲げ伸ばしを妨げない伸縮素材でフィットさせているのでタイトなシルエットになるのです。

また転倒したときにエッジで傷つかないようパンツの裾にはエッジガードが付いています。つまりスキーウェアは主にスピード重視の機能を持つウェアです。

スキーウェアは防寒性能が高い

スキーウェアは風で体温が奪われないよう防寒性能が高くできています。ゲレンデは標高が高く昼でも0℃以下になることがザラです。

そんな冷気の中をスピードを出して滑るとき、風が奪う体温は想像以上のものがあります。体温の低下を防ぐためスキーウェアはしっかりした防寒性能が必要です。このようにスキーウェアには防寒と動きをサポートし体温低下の危険を防ぐ目的と機能があります。