スマホが充電できない場合は、何らかのトラブルが起きている可能性があります。本記事では、スマホが充電できない場合の原因や対処法についてご紹介。スマホ本体やケーブルの不具合を確かめて、充電できない状態を改善していきましょう。
スマホの充電ができない！
今や日常生活に欠かせない存在となったスマホ。常に充電してある状態が当たり前なので、充電できない状態になると焦ってしまう方がほとんどなのではないでしょうか。「このままスマホが使えなくなったらどうしよう」と不安に陥ることもあるはずです。
スマホの充電ができない原因を突き止めよう
本記事では、充電ができない状態になった時の原因や、やっておきたい対処法についてご紹介します。もし充電できないとしても、きちんと原因を探っていけば、きちんと対処することが可能です。
また、充電できない時に注意しておきたいポイントについても解説します。スマホの機能に何らかの不具合が起きている時は十分に気をつけて対処し、改善していくように心がけていきましょう。
スマホの充電ができない原因
今までは問題なく使えていたのに、急に充電できない状態になるのには、さまざまな原因が考えられます。まずは、どのような原因があるのか具体的にチェックしていきましょう。原因がはっきりとすれば、対処法も見えてきます。
充電できない原因①：ケーブル接続に異変がある
最初に疑っておきたいのが、ケーブルの接続状況です。スマホにきちんと繋がっているか否か、確認してみましょう。しっかりとジャックに差し込んだつもりになっていても、実は奥まで入っていない可能性があります。奥まで入っていないと給電はスタートしないので、注意が必要です。
また、電源がプラグに入り切っていないことも考えられます。プラグが外れかかっていたり、グラグラと揺れたりする場合は奥まで入っていないと考えられるので、きちんと差し込んでください。
ホコリなどで不具合が起きていることも
しばらくケーブルを使用せず放置していると、ホコリが溜まってしまうことがあります。ホコリの蓄積によって不具合が起き、充電ができなくなることもあるため、気を付けましょう。
また、ケーブルを保護するゴムが劣化している場合も注意が必要です。配線に支障をきたし、充電ができない状態になる可能性も。古いケーブルに置きやすい不具合なので、長期間使用している場合は劣化が原因と考えられます。
充電できない原因②：純正のケーブルでない
店頭や通販などでスマホを購入した時には、専用の充電ケーブルが付属していることがほとんどです。付属しているケーブルは純正品なので接続した時に不具合が起きる可能性は低いですが、純正品以外のケーブルを使用すると、充電できない確率が高まります。
使用しているスマホに合わせて作られたケーブルではないので、接続した際に不具合が起き、充電が行われないこともあるので注意しましょう。純正品以外のケーブルは安価ですが、その分リスクがあると考えてください。
充電以外のトラブルが起きることも
純正品以外のものを使うと、充電以外のトラブルが起きることもあります。スマホとの相性が悪いことで本体の機能に不具合が起きたり、充電機能そのものが壊れてしまったりといった事態もゼロではありません。
そのため、可能であれば純正品を使用するのがおすすめです。もし純正品をなくしてしまったとしても、各メーカーで正規の商品を販売しているので、利用してみてはいかがでしょうか。
充電できない原因③：本体が誤作動している
ケーブルに問題がないのであれば、スマホ本体に目を向けてみましょう。誤作動が起きている場合、ケーブルを繋いでも充電ができないことがあります。何度もタッチしているのに画面が動かない時は、誤作動が起きていると考えられるため、注意してください。
長く使用しているスマホは、知らない間に機能が劣化して、急に誤作動が起きることがあります。大丈夫だと思っていても急に使えなくなる事態も考えられるため、スマホの様子は定期的にチェックするのがおすすめです。
更新していないのが原因の時も
近年のスマホは、自動的に機能の更新が行われる場合がほとんどです。しかし、手動での更新を選択している時は、更新を忘れてソフトウェアがどんどん古くなることがあります。古い状態を放置することで誤作動が起きやすくなり、充電できない状態になることも。
更新をする際には時間がかかるので面倒と感じることもあると思いますが、きちんと行っていないと思わぬトラブルに繋がることもあるので、定期的に更新情報をチェックするのがおすすめです。
充電できない原因④：本体が発熱している
稀に、スマホ本体が発熱し、充電できない状態になることがあります。スマホが熱くなるのには、さまざまなな原因が考えられるでしょう。例えば、気温が高い場所に長時間放置していると、スマホ本体も熱くなります。
夏場の自動車内や冷房の入っていない室内などは、特に注意が必要です。そのままスマホを放置しておくことで発熱が進み、充電できない以外の不具合が起きる可能性があります。最終的には故障して、使えなくなることもあるので気をつけてください。
スマホケースが原因の場合も
スマホを使っている時はさまざまな機能が働き、内部の温度が上昇していきます。通常であれば放熱が行われ、本体が発熱するのは稀です。しかし、放熱を妨げる素材を使用したケースを装着している場合、うまく熱が下げられず、本体の温度がどんどん上がる可能性があります。
布やシリコンをはじめとした熱伝導率の悪い素材を使用したケースをつけている場合は、注意しましょう。スマホが熱いのにケースをつけたままだと、充電できない状態が続く危険性があります。
充電できない原因⑤：長期間充電しなかった
最近は、仕事用・プライベート用など、用途に合わせて複数のスマホを持つことがありますよね。メインで使用しているスマホは定期的に充電を行うことがほとんどですが、サブのスマホは充電を忘れて放置してしまう場合も。
短期間であれば問題ありませんが、長期間充電をせずに放置していると、ケーブルに繋いでも充電できなくなることがあります。特に充電が0%になった状態が長期間続いた時は、充電できない可能性が高まるため注意してください。
充電できない原因⑥：充電しすぎている
全く充電しないだけでなく、充電しすぎるのも不具合の原因になることがあるため注意が必要です。フル充電の状態でケーブルをつけっぱなしにすることで、バッテリーに悪影響を与える場合があります。
バッテリーへの悪影響が積み重なり、不具合の度合いが大きくなった時、ケーブルに繋いでも充電ができない状態になるでしょう。スマホの充電具合は、定期的にチェックするのがおすすめです。
就寝時の充電に注意
寝る前に充電が少なくなっていることに気づいた場合、ケーブルに繋いで充電したまま寝てしまうことがありますよね。たまになら問題ありませんが、常に就寝時に充電を行うようにしていると、バッテリーの不具合に繋がることがあります。
なるべく起きている間に充電を行って、100%に達したらケーブルを抜くように意識してみてください。就寝時の充電は、不具合に繋がると考えておくとよいでしょう。
充電できない原因⑦：多数のアプリが作動中
一度にたくさんのアプリを起動していると、スマホの機能が落ちやすくなります。徐々にスマホ本体が劣化していき、ある日突然充電ができない状態になることもあるので、気をつけましょう。
自分が知らないうちに、想像以上にたくさんのアプリが起動したままになっていることは珍しくありません。アプリの起動状況をチェックして、不必要なアプリが起動したままになっていないかどうか、確認してみてください。
充電できない原因⑧：バッテリーが古い
最初は問題なく使用できていたバッテリーも、時間が経つごとに劣化していきます。古くなったバッテリーは、いくらケーブルを繋いでも充電できない事態が増えるので注意が必要です。
充電してからほとんど時間が経っていないのに、充電の残量がわずかしか残っていない、という場合はバッテリーが古い可能性が高いと考えられます。充電が減るスピードを確かめて、適切に対処するようにしましょう。
