0.1号使用は必ず3年目以降

ただそれでも、ライトゲームアングラーの入門には、0.3号という安定した号数を推奨したい。それも、できればモノフィラ系ライン、フロロ、エステルの捌きに慣れてからだ。そこからPEに入ってしっかりと釣果を出そうと思ったら、必ず3年は必要だろう。せっかちな人は2年でいこうとするかもしれないが、0.3号で大物を取れる喜びも知っておくべしと言える。

3年目以降、アジ・メバルを専門的に狙うならば0.1号のPEもアリかもしれない。ただ個人的な印象では、アジングではやはりエステルラインには勝てないかなという印象を受ける。バックラしやすい、強度が低いという難点を差し引いても、エステルの1.4くらいの高比重はアジ相手には強烈なメリットがある。

超極細PEライン【0.1号の実用性とは?】 使用するなら3年目以降にアジにはエステルか(提供:TSURINEWSライター井上海生)

対象魚はアジ、メバルまでか

PEライン0.1号は、今後、ジグ単の釣りではファースト・オプションとなりえるだろう。ただ対象魚はアジ・メバルまでという印象を禁じ得ない。他の大型魚も取れたという話も聞くけれど、私はそういうアレを聞いていつも思うのだが、それは「取れたというだけで、ずーっと取れるわけではない」のだ。

今後も実釣を重ねながらPEライン0.1号の潜在性を試したいが、今のところ5gを超えるプラッギングはどうだろうとは思う。ラインの疲労蓄積で、キャスティング時に急に切れないか心配だ。今はジグ単でデカいメバルを掛けたときに抜ききれるか、そこまで見たい。25cmの抱卵個体は楽に抜けたので、それ以下がアベレージサイズならば、数釣りにもサイズアップにも0.1号を推奨したい。

超極細PEライン【0.1号の実用性とは?】 使用するなら3年目以降に細いけれどシステムノットも組める(提供:TSURINEWSライター井上海生)

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<井上海生/TSURINEWSライター>

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