スキーブーツは硬めの素材で作られているので、慣れないうちは脱ぎ履きしづらいかもしれません。ですが履き方のコツをつかめれば、簡単に脱ぎ履きできるようになるでしょう。今回は、スキーブーツのフィット感アップのコツなどの履き方ガイドをご紹介します!
目次
スキーブーツが板に力を伝える
自分の足に合ったスキーブーツを選ぶのが大切
![スキーブーツの履き方ガイド。フィット感を高めるコツやサイズ選びのポイントも解説!](https://cdn.moneytimes.jp/600/400/zOMxqReYGRqaKbMKboYWGZdzsNPnKgDw/d1e3b159-300a-4614-9df3-365fb0b0850a.jpg)
スキーをするときは、板にブーツを通して力を伝えて滑ります。そのためブーツが緩かったり、逆にきつくて思うように足を動かせない状態ではスキーヤーの力がスキー板にきちんと伝わらないためうまく滑れません。
また、スキー板をうまくコントロールできていないと、転倒してケガをする場合もあるでしょう。そのため、スキーヤーの足にぴったり合うサイズをしっかり選べることが、スキーブーツを選ぶうえで一番必要なことです。
初心者向きのフレックス
スキーブーツの硬さを示すフレックスの目安の確認方法はブーツを履いて真っ直ぐ立ち、すねが当たるタンという部分に体重をかけてみましょう。足の力を少し入れて曲げたとき、ギュッと音がしてブーツがたわむか確認してください。
たわんだら、その人にとって柔らかめのブーツと言えます。初心者スキーヤーはブーツ越しに力をかけて板をコントロールする感覚がまだわからないので、柔らかくて力をかけやすいものがおすすめです。
正しい履き方
履き方のコツは「立ったまま」
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スキーブーツは、座るより立って履いた方が簡単かつ楽に履けます。まずブーツの甲の部分を大きく開いてタンを前方に押し倒し、インナーブーツも一緒に大きく開いて足を入れましょう。
このとき、ブーツの真上に身体があると簡単に履くことができます。ブーツの中に足を押し込むとき、前方に体重をかけるとよりスムーズです。また、手でタンを押さえておけばより楽にブーツに足を入れることができます。
スキーブーツがフィットしていると重心は前になる
スキー板を付けたとき、ブーツが足に合っていれば膝が少し前に出ます。身体の重心が普段の姿勢より少し前にくるのが特徴で、これがスキーヤーの基本的な姿勢です。自分の足に合ったブーツなら、自然とこの姿勢になります。
緩めのブーツでは中で足が動いてしまいこの姿勢にはなれませんし、きつめのブーツではそもそも長時間履き続けることができません。そのため、スキー板と合わせて履いたときに前傾姿勢になるか確認が必要です。
フィット感の調整はインソールで
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足の実寸が合っていてもブーツが緩いと感じる場合は、1サイズ小さいものを試してみましょう。そのうえでバックルを締め、快適性やフィット感を調整します。それでも緩く、かと言ってさらに1サイズ小さいものではきつい場合もあるでしょう。
その際の調整方法に、ブーツにインソールを入れるというものがあります。アウトドアショップなどにスキーブーツ用のインソールがあるので、必要に応じてブーツに入れて調整してください。