貸し農園とは?

今話題の貸し農園「シェア畑」の評判&料金をチェック!東京のおすすめシェア畑10選
(画像=『cazual』より 引用)

ここ最近、「貸し農園」というスタイルで農業を思い思いに楽しむ人が増えています。

貸し農園とは、その名の通り貸し出されている畑で野菜や果物を育てる、畑のレンタルサービスのこと。

使われていない畑を見つけて個人的に畑を借りることも不可能ではありませんが、畑の持ち主を調べるには、地域を管轄している法務局に足を運ぶ必要があります。

しかし、貸し農園はもともとサービスに登録されている畑の中から、自分の通いやすい場所を選べるので、面倒な手間いらずで気軽に農業をはじめられると評判です。

貸し農園の魅力

今話題の貸し農園「シェア畑」の評判&料金をチェック!東京のおすすめシェア畑10選
(画像=『cazual』より 引用)

昨今の日本では、農家の高齢化や担い手不足などにより、維持・管理出来なくなった農地が増え続けていますが、貸し農園ではこのような農地を有効に活用できます。

さらに、「週末だけ都心を離れて自然に触れたい」「子どもと一緒に野菜を育てたい」「自分で育てた無農薬の野菜・果物を食べたい」などの理由から、貸し農園を利用する人も多いそうです。

最近では、重たい農具・刃物などの持ち運びにくい農具のレンタルや、アドバイザーからレクチャーを受けながら栽培ができる貸し農園も増えています。

まったく農業や畑に触れた経験がなくても、気軽に栽培をはじめられるのが貸し農園の大きな魅力です。

自治体が運営する市民農園と貸し農園の違い

今話題の貸し農園「シェア畑」の評判&料金をチェック!東京のおすすめシェア畑10選
(画像=『cazual』より 引用)

貸し農園と似た仕組みとして、自治体や個人が運営する市民農園があります。

この市民農園は区市町村・農業協同組合・農家が中心となって運営していますが、貸し農園は使われていない畑や土地を企業が借り、サービスとして提供しています。

市民農園は年間契約でしか貸し出していない農園が多く、農業をはじめてみたいと思っても募集時期を待たないといけないケースも珍しくありません。

利用期間も延長不可で1~2年の契約が多いため、市民農園をレンタルする際は利用期間や延長ができるかをあらかじめ確認しておく必要があります。

一方、貸し農園は企業が運営し、基本的に畑が空いていればいつでもレンタルができ、利用期間も延長が可能です。

また、貸し農園は市民農園に比べると利用料金が高いとされていますが、貸し農園の料金には種苗や肥料代、農具の利用料金のほか、アドバイザーによる指導料なども含まれています。

「いますぐ野菜を育てたい」「利用期間を自由に決めたい」「農具や資材を購入せず気軽に農業をはじめたい」という人は、貸し農園がおすすめです。

貸し農園の料金相場

市民農園の利用料金は“年額”利用料6,000~10,000円前後となっていますが、民営の貸し農園を利用するには、入会金+7,000〜10,000円程度の“月額”利用料がかかります。

入会金はサービスによって異なりますが、業界大手の「シェア畑」は11,000円、体験農園マイファームは10,800円です。