「自由人」の定義が「周囲に影響されず自分の価値観で行動する人」だとすると、お金持ちには自由人が実に多いようだ。お金持ちに自由人が多い理由は何なのだろうか。

自由人が多い理由1:選択の自由度が高いから

買い物で2つの商品のうちどちらを買おうか迷った時、値札を見て安いほうを選んだ経験はないだろうか。お金持ちは、高価であっても安価であっても自分が良いと思ったほうを選ぶ。値段ではなく自分の価値観に合わせて選ぶ力を持っているのだ。

自由人が多い理由2:自負心があるから

自分の仕事や能力に自信と誇りを持つことを「自負心」というが、お金持ちのなかには自負心のある人が多い。お金持ちのなかには事業家や投資家なども多いが、失敗すれば資産を失うリスクがあるなかで、事業や投資を成功させたからこそお金持ちになれたのだ。その裏に人知れない努力や苦労があるとしても、成功の道を切り開いた自分の価値観は誇りであろう。

自由人が多い理由3:自分のために働いている人が多いから

雇用する人と雇用される人では、雇用する人のほうが自由人だと言えるだろう。雇用される人は指示や規則などの束縛を受けるからだ。その点、お金持ちは雇用側である場合が多い。経営者というだけではなく、例えば、家事代行サービスやジムの専属トレーナーなど、お金を出して自分のために働く人を雇っているのだ。

自由人が多い理由4:余暇を楽しむ人が多いから

お金持ちには旅行、読書、趣味、家族サービスなどのほか、どんな過ごし方にしても余暇時間を積極的に楽しむ人が多い。「時は金なり」というが、時間を無駄にすることなく、余暇を楽しみながら視野や教養を広げているのだ。それを仕事や投資に活かし、さらにお金を増やす正のスパイラルを生み出すのが上手いからこそお金持ちとなるのだろう。

お金持ちの真似をしてみよう

お金持ちだから自由人になれるのか、自由人だからお金持ちになれるのかは定かでないが、できる範囲でお金持ちの真似をしてみよう。そうすることで、お金持ちに近づけるかもしれない。

文・續恵美子(CFP®)
生命保険会社にて15年勤務した後、ファイナンシャルプランナーとして独立。生きるうえで大切な夢とお金のことを伝えることをミッションとして、マネー記事の執筆や家計相談などで活動中。

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