「とりま」という言葉、あなたは最近使いますか?
一時は若者の間でよく使われていたイメージもある言葉ですが、最近は若者の間でもあまり使われていないようです。
では、この「とりま」にはどんな意味があり何の略なのかを見ていきましょう。
「とりま」とは?

(画像=『FUNDO』より引用)
そもそも「とりま」とはどんな意味の言葉なのかを見ていきましょう。
「とりあえず、まぁ」の略
「とりま」は、いわゆる略語。
「とりあえず、まぁ」の略といわれています。
「とりあえず」と同様に「まず最初に」などを意味しますが、もっと気軽なニュアンスで「そうだね~」「えっと~」みたいな、ゆるい感覚で使われてきました。
元々は一昔前のギャル語
「とりま」は元々、2000年代のギャルが使うスラング、つまりギャル語として広まりました。
ギャルたちの間だけで使われていた「とりま」が一般の若者層まで広まったのは、インターネットの影響です。
mixiなどのSNSで流行
2006年以降あたりから、mixiなどのSNSで「とりま」が使われるようになりました。
そこから「とりま」はネットスラングとして広まります。
「まぢ」などと同時期?
「とりま」の流行と同時期に流行したイメージがあるギャル語には、ほかには「まぢ」などもあります。
ですがこちらは「マジ」などの表記で1980年代後半から1990年代にすでに流行していた言葉なので、より古くからあるようです。
「とりま」と同じ2000年代のギャル語といえば、「アゲ」や「~的な」、「盛り」などが挙げられますね。