ご査収の間違った使い方

「ご収差」なんて言葉はないよ!間違いやすい言葉『ご査収』の意味とその用い方
(画像=『FUNDO』より 引用)

『ご査収』と入力自体は正しくとも使い方そのものが間違っているなんてこともありえます。

例えば、添付ファイルなどの資料がないのにも関わらす「ご査収ください」と添えていたら、それは間違った用い方となります。
受け取った側は、データの添付漏れかな?と確認するため連絡を取るという手間を割かないといけなくなってしまいます。

また、すでに何度も文書のやり取りをしていて、最終版を添付する場合。

この場合は、内容を詳しくチェックする必要はないでしょう。
このように確認だけしてほしければ、「ご確認ください」の方が相手も正確に内容を理解できます。
ビジネスマナー的に見ても問題ない表現です。

また、前もって控えの書類を渡している、もしくは一緒に確認した書類を後日送付する際も「ご査収ください」は不適切です。
この場合は、「ご確認ください」もしくは「お納めください」の方が適切な表現となります。。

ご査収を使うシーン

「ご収差」なんて言葉はないよ!間違いやすい言葉『ご査収』の意味とその用い方
(画像=『FUNDO』より 引用)

『ご査収』という言葉は、前述したようにビジネスメールの中で使うことが多く、話し言葉としてあまり使われることはありません。
請求書や見積書、企画書などの文書を添付した際の、メール本文の中で用います。

「金額や内容が間違っていないか、そちらでも確認をお願いします」というニュアンスが込められています。

使用例

では、実際どのように使うのでしょうか?いくつか代表的な例文をご紹介しますね。

例えば商品を発送した場合。
「ご注文の品をお送りしましたので、ご査収ください」

他にも、請求書などを送付した場合にも使われます。
「請求書を添付いたしましたのでご査収ください」など。

また、発注を受け企画書を提出する際にも用いることもあります。
「企画書を提出いたします。ご査収くださいますようお願い申し上げます」。

これらのような用い方が一例としてあげられます。