スマホのバッテリーが膨張している時は、注意が必要。何らかの対処をしないと、膨張したバッテリーが爆発・発火する危険性があります。本記事では、スマホのバッテリーが膨張する原因や対処方法をご紹介するので、適切に対策を立てていきましょう。
目次
バッテリーが膨張したスマホは要注意!
バッテリーに膨張が起きる原因
バッテリーが膨張したスマホは要注意!
日常生活に欠かせない機器となったスマホですが、取り扱いに注意が必要な場合があります。特に気をつけておきたいのが、バッテリーの膨張。膨張によって本体が変形しているようなら、きちんと対策をしていきましょう。
バッテリー膨張の原因を突き止めよう

対策を決めるためには、膨張の原因を突き止めることが重要です。原因が明確になれば、対処の仕方も見えてきます。端末の心臓部分とも言えるバッテリーだからこそ、安全に使えるように工夫していきませんか?
本記事では、バッテリーが膨らむ原因や、対処方法についてご紹介します。また、膨らむことによってどのような危険視があるのかも解説するので、参考にしながら適切にバッテリーを扱うようにしてください。
バッテリーに膨張が起きる原因
膨張が引き起こされる原因はさまざま。当てはまる原因がある場合は、適切に対処して膨張を防いでいくことが大切です。どのような原因が考えられるのかチェックして、バッテリーの様子を確認していきましょう。
バッテリー膨張の原因①:充電中にスマホを使う

意外とやってしまいがちな原因としてあげられるのが、充電中に端末を使用する、ということです。電力を蓄えている間は、思っている以上にバッテリーへの負担がかかることがあります。そんな時に端末を使用することで、さらに負荷がかかるため、注意が必要です。
たまに使用するなら問題がない場合がほとんどですが、長時間使用することで負荷が大きくなり、いつの間にか膨張が起こっていることがあります。充電中に使用していないか、振り返ってみましょう。
熱くなっていたら気をつけよう
「充電中だけれども、スマホを使いたい」と思うことがありますよね。そう言った場合は、端末に触れて熱くなっていないかどうか確認をしてください。熱くなっていないのであれば、バッテリーへの負荷はそれほど大きくないと考えられるため、使っても問題ないでしょう。
もし、熱い場合は大きな負荷がかかっている可能性があります。熱くなっていたら使用するのはやめた方が無難。また、あまりにも熱くなりすぎていたら、ケーブルを抜くことが大切です。
バッテリー膨張の原因②:気温が高い環境に放置

高温の環境は、精密機器に過度な負担をかけることがあります。スマホに関しても例外ではなく、気温が高い場所に置くことによって、少しずつバッテリーに不具合が起きるようになるでしょう。
短時間なら影響は少ないですが、長時間高気温の環境に置くことで負荷が大きくなり、膨張に繋がることがあります。日頃から熱い場所に置くことが多くなっていないか、使用環境を見直すようにしてみてください。
暑い場所での使用にも注意
暑い場所で使用する際にも、注意が必要です。使用によって負荷がかかり、さらにバッテリーが膨らむ原因になります。特に夏場は暑い場所にいることが多くなるので、端末への負担を意識するようにしてください。
直射日光が当たるような場所で長時間使用していると、どんどんバッテリーへの負荷が大きくなり、膨張も進む可能性があります。暑さは大敵と考えて、対策を立てることが大切です。
バッテリー膨張の原因③:充電しすぎ

正常に端末を使用するために欠かせない充電ですが、やり方によってはバッテリーに負担をかけることがあります。例えば、充電が終わっているのにケーブルに繋ぎ続けることが多い場合は注意が必要。バッテリーに電力を送り続けることで負荷がかかり、膨張を引き起こすことがあります。
充電をする時は、どのくらいチャージできているかこまめに確認するのがおすすめです。100%の充電が達成できているのであれば、早めにケーブルを抜いておきましょう。
就寝時の充電は避けよう
やってしまいがちな注意ポイントとしてあげられるのが、就寝時の充電です。眠る前にケーブルに繋いで充電をしておけば翌日には満タンになるので便利ですが、実はバッテリーへ大きな負荷をかけている可能性があります。
充電が終わっているのに就寝していて気づかずケーブルを抜かないことで、どんどん膨張が進むことがあるため、気をつけましょう。就寝時の充電は避けて、他のタイミングでチャージするのがおすすめです。
バッテリー膨張の原因④:全く充電していない

充電しすぎはよくありませんが、全く充電しないのも端末へ負荷をかけることがあります。長期間充電をしないことによってバッテリーの機能が落ち、膨張を引き起こす可能性が高まるため、気をつけましょう。
メインのスマホであれば頻繁に充電することが多いと思いますが、サブのスマホを持っている場合は、いつの間にか長期間充電せずにいることは珍しくありません。日常的に使用しない端末でも、定期的に充電をすることが大切です。
バッテリー膨張の原因⑤:大容量のアプリを使用

近年はハイクオリティなアプリが増え、使用するデータ容量も増加傾向にあります。大容量のアプリを長時間使用することによって負荷がかかりやすくなり、膨張の原因になるため気をつけましょう。
短時間であれば問題ありませんが、何時間もアプリを連続使用するとバッテリーへの負荷が大きくなります。スマホゲームなど、ついつい長時間使ってしまいがちなアプリには特に注意するようにしてください。使用時間を定めて、早めに切り上げるのがおすすめです。
たくさんのアプリを同時起動した時も注意
1つあたりのデータ容量は少なくても、同時にたくさんのアプリを起動していると、バッテリーへの負担が大きくなることがあります。知らないうちに複数のアプリを起動したままにしていませんか?こまめに停止するようにしないと、膨張の原因になります。
アプリはとても便利なツールですが、使い方によってはスマホが劣化する原因になるので、十分に気をつけて利用するようにしてみてはいかがでしょうか。
バッテリー膨張の原因⑥:経年劣化

製造してすぐのバッテリーは、負荷がかかったとしても大きな影響を受けないことがほとんどです。一方で、製造から長い年月を経ている場合は劣化が起こり、少しの不可でも影響を受けやすくなります。
長年使用している端末の場合は、内部の精密機器だけでなくバッテリーも劣化している可能性が高いので、気をつけてください。他の原因が当てはまらない時は劣化を疑うとよいでしょう。劣化を放置しておくと故障に繋がることもあるので注意が必要です。