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置賜三十三観音エリアのおすすめ観光スポット
置賜三十三観音エリアのおすすめグルメ

置賜三十三観音エリアのおすすめ観光スポット

巡礼旅は、観音巡礼だけでなく、その地域の伝統文化に触れ、地元ならではの食、行き交う人との語り合い、風景を愛でることによってさらに楽しむことができます。巡礼旅が観光旅行の起こりと言われていることからもおわかりいただけることでしょう。

この章では、置賜エリアの中心地である米沢のおすすめ観光スポットをご紹介しましょう。

上杉神社(米沢市)

戦国最強の武将「上杉謙信」を祭神とする神社で、パワースポットとしても有名です。この神社は米沢城の本丸跡に建てられており、お堀などあちこちに城址の面影が偲ばれます。

ご利益は、開運招福、諸願成就、学業成就、商売繁盛です。

【やまがた出羽百観音】地域で守り継がれる素朴な霊場「置賜三十三観音」
(画像=<上杉神社へまっすぐ続く参道>、『たびこふれ』より引用)

天元台高原(米沢市)

天元台は、日本百名山のひとつである西吾妻山を擁する磐梯朝日国立公園の中にあります。標高は1,300mで、晴れた日には、蔵王・鳥海・月山・飯豊・朝日連峰を一望できます。

麓である白布温泉からロープウェイとリフトを乗り継いで山頂近くまで行くことができ、そこから徒歩で比較的楽に山頂にたどり着くことができます。

【やまがた出羽百観音】地域で守り継がれる素朴な霊場「置賜三十三観音」
(画像=『たびこふれ』より引用)

リフト、展望台からの眺めは圧巻です。

笹野民芸館

笹野観音にほど近い所に、笹野民芸館があります。

【やまがた出羽百観音】地域で守り継がれる素朴な霊場「置賜三十三観音」
(画像=『たびこふれ』より引用)

笹野一刀彫は千数百年の歴史を持ち、商売繁盛の守り神の郷土玩具「お鷹ぽっぽ」を制作、販売しています。

【やまがた出羽百観音】地域で守り継がれる素朴な霊場「置賜三十三観音」
(画像=<笹野一刀彫(郷土玩具)のお鷹ぽっぽ>、『たびこふれ』より引用)

東光酒蔵(とうこうしゅぞう)(米沢市)

慶長2年(1597年)に創業し、420年以上も続く米沢を代表する老舗の酒蔵です。酒蔵内の一部を公開しており、酒造りの様子や道具、当時の暮らしぶりを見学することができます。

【やまがた出羽百観音】地域で守り継がれる素朴な霊場「置賜三十三観音」
(画像=『たびこふれ』より引用)

酒蔵内にはショップもあり、試飲や商品を購入することもできます。

御成山公園(おなりやまこうえん)(米沢市)

米沢市内を見渡す眺望の素晴らしい公園です。

「御成山公園から見わたす米沢盆地と吾妻山連峰」として山形県のお薦めビュースポットになっています。

【やまがた出羽百観音】地域で守り継がれる素朴な霊場「置賜三十三観音」
(画像=<御成山公園からの米沢の眺め>、『たびこふれ』より引用)

小野川温泉(米沢市)

平安時代の女流歌人 小野小町が旅の途中でこの温泉に立ち寄り、病を癒したと言われる温泉で、米沢八湯の中では一番大きな温泉です。夏には蛍が舞う大樽川に広がる温泉街には多くの宿や共同浴場、土産店があり、お風呂上りの散策も楽しめます。

【やまがた出羽百観音】地域で守り継がれる素朴な霊場「置賜三十三観音」
(画像=<21番 小野川観音 宝珠寺から見わたす、のどかな小野川温泉街の風景>、『たびこふれ』より引用)

白布温泉(しらぶおんせん)(米沢市)

開湯700年以上、福島の信夫高湯、山形の最上高湯(蔵王)と共に「奥州三高湯」のひとつに数えられる山あいの風情ある温泉。

白布温泉の名前の由来には諸説あり、大昔、一羽の傷ついた鷹がお湯に入って傷を癒しているのを猟師が見つけました。白毛斑点の鷹の傷が癒え、鷹は再び飛び立ちました。猟師は薬効あらたかなこの温泉を「白斑鷹湯」と呼び、後に白布高湯と呼ぶようになった、また白い布のように温泉が流れていたから白布温泉になったという説も。

【やまがた出羽百観音】地域で守り継がれる素朴な霊場「置賜三十三観音」
(画像=<白布温泉でオールインクルーシブ(館内ドリンク無料)で人気の宿「別邸 山の季」>、『たびこふれ』より引用)

置賜三十三観音エリアのおすすめグルメ

米沢は食の宝庫でもあります。この章では、2つのおすすめグルメをご紹介しましょう。

1. 上杉伯爵邸(米沢郷土料理)(米沢市)

米沢で郷土料理を食べたいなら、こちらの上杉伯爵邸がおすすめです。

【やまがた出羽百観音】地域で守り継がれる素朴な霊場「置賜三十三観音」
(画像=『たびこふれ』より引用)

上杉神社から歩いてすぐのところにあります。上杉家14代茂憲(もちのり)公の旧邸宅を利用した食事処です。

建物は国の有形文化財に指定されており、見事な日本庭園を見ながら、米沢ならではの郷土料理を味わうことができます。

【やまがた出羽百観音】地域で守り継がれる素朴な霊場「置賜三十三観音」
(画像=<上杉伯爵邸 雪の膳)>、『たびこふれ』より引用)

町なかで米沢の伝統郷土料理を食べさせてくれるお店は少ないそうです。その意味からも米沢を訪れたらぜひ立ち寄っていただきたい場所です。できれば予約をお勧めします。

登起波(ときわ)米沢牛すきやき(米沢市)

米沢といえば、まっさきに思い浮かぶのが米沢牛でしょう。脂が甘く、とろけるような食感が特徴の米沢牛。米沢牛と呼ぶことができるのは、生後32か月以上という長期肥育、雌牛のみです。

米沢で一番古い歴史をもつ「登起波(ときわ)」は明治27年(1894年)創業の老舗中の老舗。すき焼きが名物で、味噌を使った特製割下で味わう。野菜の上に肉を乗せてやく「牛鍋スタイル」で、煮込みすぎても硬くならない上質な肉を使っているそうです。

【やまがた出羽百観音】地域で守り継がれる素朴な霊場「置賜三十三観音」
(画像=『たびこふれ』より引用)
【やまがた出羽百観音】地域で守り継がれる素朴な霊場「置賜三十三観音」
(画像=『たびこふれ』より引用)

まさにとろける甘さとジューシーさ。赤身も柔らかくしっかりと肉の味がする上質の牛肉でした。生まれてこれまでに食べたすき焼きの中で一番美味しかったです。米沢で米沢牛、これも外せませんね。